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軟膏薬で犬5頭が死亡、キシリトール配合ガムで中毒死~忘れないで<ペットの目線>

2017年2月9日 18時09分 (2017年2月18日 21時12分 更新)

ヒトと同じ薬も与えることも……(depositphotos.com)

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 飼い犬がお腹をこわして動物病院に行くと、見覚えのある整腸剤を処方されて「アレレ?」と拍子抜けすることがある。

 実は動物病院で処方される薬の多くは、人間が服用するのと同じ薬だ。

 本来は動物専用の薬があるべきだが、犬や猫の治療に必要な成分はヒトと一致する場合が多い。製薬会社は、わざわざ莫大なコストをかけて製品化するメリットがない。特別なもの以外は、ヒトと同じ薬を用いたほうが、飼い主の懐にもやさしいのだ。

 だが、いくら同じ薬といっても、獣医の処方を受けずに飼い主の判断で、自分の薬を飲ませてはいけない。

 体のサイズも違えば、ヒトとの代謝能力も違う。安易な服薬によって、重篤な中毒を起こす危険がある。

 さらに、ヒトにとっては高性能な薬でも、犬や猫はごく少量で致死に至る場合もある。

牙先に少量ついただけでも致死量に

 米国食品医薬品局(FDA)は先月、皮膚がん治療用のクリームを誤って舐めた飼い犬が死亡するケースが、相次いで5件も発生したことを報告した。

 問題に挙げられたのは、抗腫瘍効果があると認められている「フルオロウラシル」。消化器系がんの注射薬や、皮膚がん患者用の塗り薬として一般に使用されている。シミやソバカス、肝斑などに効くスキンケア医療品としても流通し、誰でも入手できる。

 その「フルオロウラシル軟膏5%」を、わずかに舐めただけでも、ペットの異常や死亡につながることがあるという。

 死亡例のひとつでは、飼い犬が軟膏薬のチューブを口に入れて遊んでいるうちに、牙が容器に刺さって穴が空き、そのときに漏れたごく小量の軟膏を舐めた。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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