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「リポビタンD」は国民的な栄養ドリンク~世界16カ国以上に50年間で350億本を出荷

2017年9月22日 08時00分 (2017年9月29日 11時47分 更新)

肉体疲労時の栄養補給、滋養強壮に「ファイト!イッパーツ!」(画像は公式HPより)

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 「レッドブル」創業者の孫が、警官をひき逃げし死亡させたとして、現在、国際手配されている。その外電を読み、即座に今回紹介する商品名を連想した方は、かなりの栄養ドリンク通だ。

 いまや多くの説明もいらぬほど、日本の受験生や残業組にも人気が定着した「レッドブル」。実はオーストリアの実業家ディートリッヒ・マテシッツが、かのエナジードリンクの開発→欧米展開を考えた背景には、「リポビタンD」(大正製薬)の成功があった。

 略称「リポD」の国内市場規模や商品開発上の影響については、マテシッツ自身が認めて公言している(=ちなみに国際手配中の被疑者は共同創業者であるタイ人の御曹司)。

 母国ニホンでは「ファイト! 一発!」の謳い文句でおなじみだが、現在では16カ国以上(日本、英国、米国、中国、タイ、シンガポール、アラブ首長国連邦など)で販売中。そんな地球的人気飲料ゆえ、レッドブル誕生のヒントにされたのも、然もありなんの話だろう。

50年間で350億本を出荷

 「リポD」の発売開始時(1962年)、初代広告塔はマウイ島出身でプロ野球外野手の宮本敏雄選手(当時・読売ジャイアンツ)だったが、昭和世代の子どもには2代目・王貞治氏の出演CM(1963~1971年)のほうが記憶に濃いだろう。

 その当時のキャッチフレーズは「ファイトで行こう!! リポビタンD」で、のちに定型化される男性コンビが「ファイト! 一発!」と叫んでは困難な状況下を克服するCM形態が現われるのは、1977年以降(1977~1980年の勝野洋・宮内淳コンビが嚆矢)である。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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