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寝不足の若者を救え!? 米国で学校の始業時間を遅らせて830億ドルの経済効果?

2017年9月23日 13時00分 (2017年10月1日 07時47分 更新)

学校の始業時間を遅らせれば830億ドルの経済効果が?(depositphotos.com)

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 「早寝・早起き・朝ご飯」という標語。新学期に学校で子どもたちに配布されたノートの表紙にもこの標語が書かれていて、子育てしていると目にする機会は非常に多い。ところが、中高生の<朝寝坊>を推奨するような提言を米国小児科学会(AAP)は行っている。

 「早起きは三文の徳」と同じように、英語にも「The early bird catches the worm」ということわざもある。洋の東西を問わず、早起きは美徳で、健康によく、成功もつかめると考えられている。こうした古くからのことわざに反する発表が行われた背景に、思春期の若者の睡眠不足があった。

 早起きは健康にいいのか、悪いのか......。中高生に必要な睡眠時間について今回は考えてみたい。

始業を午前8時30分以降にすれば830億ドルの利益

 学校の始業時間はまちまちで、日本ではだいたい午前8時30分から午前8時50分までの間に設定されている。ところがアメリカの場合、82%の学校が午前8時30分前に始業し、始業時間の平均は午前8時3分。

 そのアメリカで「中学校や高校の始業時間を午前8時30分以降に遅らせれば、10年以内に830億ドル(約8兆9640億円)の経済的な利益がもたらされる」と発表された。

 アメリカのシンクタンク「ランド研究所」によれば、始業時間が遅くなることで中高生の睡眠時間が増え、学業成績が向上し、仕事でも成功しやすくなるため、長期的に見て経済に好影響を与えることになるのだという。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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