「福島県民の被爆検査するな」? 県民の命をないがしろ 佐藤雄平福島県知事の恐るべき根回し

2011年9月6日 13時00分
年20mSvは実は地元・福島県からの要請
福島県内の子どもたちが年間に受ける放射線量の基準が、一時期20ミリシーベルト(mSv)に引き上げられたが、これに対しては、「子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク」などから大きな反対運動が起こり、結果、文部科学省は5月27日、実質的に基準値を1mSvに下げる決定をした。

しかし、この「20mSv」問題については驚くべき報道がある。TBSラジオの武田記者の取材によると、20mSvへの引き上げを求めたのは、他ならぬ福島県自身だという。理由はこうだ。
基準を下げると福島県が放射能汚染しているという印象が強くなり、さらに風評被害が拡大する。20mSvに上げれば、“基準以下なので安全”ということになる。

個人ブログ「すべては「気づき」」などが、このTBSラジオの放送を取り上げている。

被爆検査を福島県知事が妨害?
個人ブログ「カレイドスコープ」もこのことを取り上げ、さらに9月2日、「世界中のメディアに追い込まれる子殺し知事・佐藤雄平」という、やや過激なタイトルで、佐藤雄平福島県知事を糾弾している。

糾弾の根拠となっているのが、ドイツのTV局ZDFが福島を取材した番組「フロンタール21」(8月26日放送)だが、その番組で佐藤知事の恐るべき根回しが暴露されている。

番組によれば、原発から80km離れた本宮市(ホットスポット)の農家・大沢氏は、自身がどの程度被爆しているかを知るために、福島大学に検査を依頼したが、「市民の検査はしない」と断られたという。さらに、友人が隣県の病院に問い合わせたところ、驚くべき言葉が返って来た。
福島県知事から福島県民の診察を受け入れないように指示されている。


東電社長の謝罪を拒否した経緯もあるが…
佐藤知事は、東電・清水正孝社長(当時)が福島県に謝罪面会を求めた折り、「東電に対する福島県民の怒りは頂点に達している」と、その面会を拒否した経緯がある。一見、武勇伝的なこの行動に対しても、一部ネットではその化けの皮をはがすような投稿もある。

佐藤知事は、2010年、福島第一原発3号機のプルサーマル計画を受け入れ、交付金60億円を受け取っている。原発を推進しておきながら、
いざ問題が発生すれば(私は県民の味方、東電は帰れと)第3者をきどるのか

と、厳しい指摘をするブログもある。

原発はそもそもが“国策”であるため、個人一人を糾弾するだけでことは済まないが、それにしても、県民の命をないがしろにするような佐藤雄平知事の行動は許されないだろう。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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