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コックピットの窓が吹き飛び、機長の半身は機体の外に...でも、全員生還!

2011年4月11日 18時00分 (2011年4月12日 19時51分 更新)


ぎりぎりの状態になりながら、最後まであきらめませんでした。

飛行機に乗ったとき、何らかの理由で減圧して酸素マスクが落ちてきても、すぐに重大な事故になるとは限りません。でも、機長の体がコックピットから半分飛び出してしまい、顔は「窓に(外側から)バンバン叩きつけられ、鼻や側頭部からは血が流れ出て」いる状態で、機体は「秒速80フィート(約24m)で急降下、オートパイロットも無線も停止している」としたら...?

それはまさに1990年6月10日、イギリス・バーミンガムからスペイン・マラガに向かうブリティッシュ・エアウェイズ5390便、BAC 1-11が直面した事態でした。同機はティム・ランカスター機長の操縦のもと、81人の乗客を乗せて高度1万7000フィートを飛んでいました。

客室乗務員のナイジェル・オグデン氏がパイロットにお茶はいらないかを聞いてコックピットから出ようとしていたとき、爆発音が起こり、コックピットのドアが飛んで行きました。爆発的減圧のために「客室全体が一瞬、霧がかかったようになり」「機体が急降下し始めた」ので、オグデン氏は爆弾がしかけられたのかと思いました。(後日、減圧の原因はフライトの27時間前に行われた窓ガラス交換の際、使われたネジのサイズが小さすぎたためだと判明しました。)

そしてオグデン氏の背後には、恐ろしい光景が広がっていました。

私がとっさにコックピットを振り返ると、フロントガラスが消えており、パイロットのティム(ランカスター機長)が窓から飛び出しかかっていました。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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