経産省も支援。調査結果から見る日本人向けのECサイトを続けるコツは「SP」。

2012年2月9日 21時00分

日本最大級の通販サイトリンク集「ショップベル」より

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今月3日、経済産業省が日本から海外へインターネット上で商品販売する事業者を支援するため、基本的な情報を提供する越境ECポータルサイトを開設した。今後、中小企業によるECを活用した販路開拓を支援していくという。

これは海外へ向けた動きだが、国内でもECサイトに対する認知は年々高まっており、ECサイトを開設するには絶好のタイミングとなっていると言えよう。では、開設にあたってはどのようなことに注意すれば良いのか…その答えが「SP」の二文字にあるという。

先月、GMOジャパンが「通信販売と共同購入クーポンに関する調査」を実施した。それによると、月に1回以上利用する人は日本と台湾では約6割、中国・韓国では8割を超える結果となり、東アジア各国における消費者のオンラインショップ利用頻度は非常に高いことがわかった。

気になるのは、日本と他のアジア諸国とでオンラインショップを利用する理由に違いがあったことだ。まず、すべての調査対象国・地域において、「値段が安い」ことと「好きな時間に購入できる」ことは多く挙げられた。やはり時間を制約しないというインターネットの長所はECサイトにおいても有効に働いているようだ。

一方、違いが見られたのは、「実際の店舗より選びやすい・見つけやすい」という理由だ。これは中国、韓国などの近隣諸国では約3割から4割と多く、また似たような理由である「商品間の比較が簡単」も2割から3割という結果になっている。しかし日本ではいずれも10%台にとどまっている。

ここから読み取れるのは、日本の消費者は国内のECサイトについて「見やすい」「探しやすい」とはあまり思っていないということだ。ここにビジネスチャンスは眠っている。もしあなたがECサイトを開設する際、実在の店舗と同様に目玉の商品が目立つようなデザインにしたり、商品比較がしやすいようなコーナーを設けるなど誘導していけば、「このサイトは他に比べて買い物がしやすい」という好印象につながり、リピーターの獲得につながるのだ。

ECサイトの滞在時間は平均4分と言われている。これは実店舗よりはるかに少ない時間だ。だからこそ、目的の商品までワンクリック、ツークリックでたどりつけるような工夫、そして何より「見やすさ」を考慮することが大切だ。「SP」の「S」はスピーディーな買い物の「S」、そしてシンプルかつスマートなデザインの「S」だ。

そして、調査ではもう一つ興味深い結果が読み取れた。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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