アップルは iOS 6 で自前の「マップ」を導入、Google Maps を置き換え?

2012年5月12日 02時41分 (2012年5月13日 08時02分 更新)

アップル系うわさサイトの 9to5Macが、アップルは iOS 6 の目玉として大幅に進化した自社製の「マップ」アプリを導入し、Googleとの地図データライセンス契約を打ち切るとの説を伝えています。ソースは「信頼できる情報筋」。現在のマップもアップルが開発する自社ソフトウェアですが、地図そのものは iPhone の登場から一貫して、Google Maps でおなじみの Google のデータが使われてきました。

アップルが powered by Google から自社製のマップへの切り替えを用意していることは以前から知られており、2009年の米 Placebase 社買収に始まって2010年のPoly9、2011年の C3 Technologies と、地図技術の企業を連続買収していることからも裏付けられています。また昨年の3月には「iOS Maps アプリケーション開発者」の求人広告で、「ユーザーと地図・位置情報サービスのインタラクションを劇的に進歩させるMapsチームのミッション」に参加するエンジニアを募集していました。動画を見る

では新「マップ」アプリがどう変わるのかといえば、件の情報筋の表現では「(現在のマップより) はるかにすっきりして速く、信頼性が高い」。なかでも「3D」ボタンをクリックすることで、昨年買収した C3 Technologies の技術による高度な3D地図表示ができるとされています。

C3 Technologies は、もともとスウェーデンの航空・軍需企業 Saab ABからスピンオフした3Dマップ技術の企業。かつては機密扱いだったミサイル誘導のための3Dマッピング技術を民生品に活かすことをうたい文句としており、まるで空撮の実写かと見紛うばかりの精緻な3D地図 (というより地形) のデモを公開しています。

一方ライバルである Android の地図アプリといえば、iOSのマップと一見あまり変わらないように見えつつ、2010年末のバージョン 5 からは地図データを平面ビットマップからよりデータ量の少ないベクタ形式に切り替え高速な3D表示やオフライン表示に対応したり、統合された Latitude で友人の現在地を表示する、「プレイス」への自動チェックインや共有といったソーシャル系機能、PC版 Google Mapsと「スター」共有、最近では屋内マップの導入などなど、はるかに高機能なアプリに進化を遂げています。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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