米大統領候補がインターネット閉鎖に意欲

2015年12月22日 09時00分 (2015年12月22日 20時40分 更新)
このエントリーをはてなブックマークに追加

動画を見る


イスラム教徒シャットダウン論で支持率を上げたドナルド・トランプ次期米大統領候補が、今度はイスラム国(ISIS)が若者勧誘に使ってる「インターネットも一部シャットダウンすればいい」、「ビル・ゲイツに頼めばなんとかなる」と言ってます。

_人人人人人人人人人人人人人_
インターネットをシャットダウン
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄

空耳かと思ってたら、15日の共和党テレビ討論会でもまた同じことを言ってた(動画)ので、本気みたいです。

具体的にどうシャットダウンするつもりなのかはわかりません。ISISがよく利用するサービス(トランプが大好きなTwitterなど)を選んでシャットダウンするのか、シリアなんかの関係国のネットを遮断するのか。どっちにせよ、ネットのしくみを根本的に誤解しているか、想念垂れ流しかの、どっちかでしょうね…。

そりゃネット発祥の国はアメリカですが、外国のネットは米国の管轄外です。2011年にはエジプトが反政府デモ鎮圧のためネットを遮断しましたが、あんな芸当アメリカにはできません。外国のISPに何かを命じる権限、アメリカにはないので。

海外ISPをハックして特定のネットワークに介入すれば、局地的に遮断は可能です。でもISISの活動範囲は広いので、局地的に遮断したぐらいではびくともしないですし。

SNSをプラットフォームごと遮断するというのも荒唐無稽です。ひとつがダメなら次。ISISはいくらでもサービスを乗り換えて、多角化してくるので、イタチごっこになるだけという気がしますよ。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

注目の商品