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「マリカー」商標への任天堂の異議申し立て、棄却されていた

2017年3月8日 18時17分 (2017年3月9日 19時20分 更新)

マリカーの公式サイトより(2月24日時点)

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 公道カートレンタル企業・マリカーが保有する「マリカー」の商標が、任天堂のゲーム「マリオカート」との誤認・混同を意図したものだとして、商標の取り消しを求めて任天堂が特許庁に行っていた異議申し立てが1月に棄却されていたことが分かった。特許庁は「『マリカー』は『マリオカート』の略称として一般に広く知られていたとまでは認められない」と判断し、異議を退けた。

 判断は1月26日付け。任天堂はその後2月24日、マリカーが同社の著作権などを侵害しているとし、東京地裁に提訴したと発表している。

 「マリカー」の商標を登録したのは、公道カートとマリオのコスチュームなどをレンタルするサービスを提供しているマリカー(東京都品川区)。15年5月、自動車などのジャンルで「マリカー」の商標を出願し、16年6月に登録された。

 これに対して任天堂は同年9月に異議申し立て。「ゲームの世界では『ドラクエ』『ポケモン』など略称が流通することがあり、『マリカー』は任天堂のゲーム『マリオカート』の略称として広く知られている。マリカーの商標は、マリオカートとの誤認・混同を意図している」とし、商標の取り消しを求めた。証拠として「マリオカート」の略称として「マリカー」が使われているブログや雑誌記事の見出しなどを提出していた。

 特許庁は、これらの証拠から「マリカーがマリオカートの略称だと相当程度知られていたことは認められる」としながらも、「マリカー」と「マリオカート」が併記されているケースも多いことなどから「一般に広く認識されていたとまでは認められない」と判断。「マリオカート」と「マリカー」は文字数も異なり、混同のおそれもないとし、任天堂の訴えを退けた。

 特許庁の判断の詳細は、「審決速報」で「2016-900309」を検索すれば確認できる。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

コメント 9

  • 匿名さん 通報

    特許庁も裁判所(特に地裁)も分かってない。知らない人間が判断するからおかしくなる。本来は減らす目的もあるはずの取り決めなのに、おかしな判断で揉め事が増える。

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  • 匿名さん 通報

    そもそもマリオカートがマリカーなんて呼び方してるのを知らなかったし、あの公道カートをマリカーって言ってることも知らなかった。 任天堂がマリカーを登録してなかったのが悪いだけ。

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  • 匿名さん 通報

    とにかく公道で遊ばせるな

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  • 匿名さん 通報

    任天堂にとっては残念な話かもしれないが、マリオカートはマリオカート。マリカーと略して呼んだことは一度もない。他の方から聞いたことも一度もない。雑誌やネットでも見たことがない。 妥当な判断。

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  • ニャハハ 通報

    あーなるほど。すでに揉め事になってたんですね。エセマリカーが悪い。任天堂がオリジナル

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