0

イーロン・マスクが描く「火星移住」計画 100万人規模を視野に

2017年6月18日 12時30分 (2017年6月20日 10時22分 更新)
スペースXの創業者兼CEOであるイーロン・マスクは、2012年に打ち出した火星移住計画の最新状況について語った。マスクは「人類が地球にとどまっていたら滅亡は避けられず、他の惑星への移住が生き残る唯一の方法だ」と信じている。

しかし、なぜ地球から近い月ではなく、火星でないといけないのか。この点について、マスクは次のように説明している。

「月は惑星よりもはるかに小さい上に大気がなく、資源も火星に比べて乏しい。また、月の1日が28日であるのに対し、火星は24.5時間だ。自給自足の文明を築く上で、火星の方が月に比べてはるかに適しているのだ」

マスクによると、火星に住むと楽しいことがあるという。「火星の重力は地球の37%しかないため、重いものを持ちあげて飛び跳ねることができる」と彼は言う。火星への移住を実現する上で欠かせないのが、コストの大幅な低下だ。

「アポロ方式では、低く見積もっても1人当たり100億ドルのコストが掛かる。火星へのチケットが100億ドルもしたら、自給自足の文明を築くことは不可能だ。スペースXは米国の平均的な住宅価格である20万ドルまでコストを下げることを目指す」と彼は言う。

この価格ですら、現状から500万%もコストを下げる必要があるため、実現は容易でない。マスクの計画はこうだ。まずは、宇宙船を再利用できるようにし、次に軌道上で燃料補給を行う。そして、最終的には火星まで燃料を輸送しなくても済むよう、火星で燃料を製造する。
コメントするニャ!
※絵文字使えないニャ!

注目の商品