0

「iPhone 開発秘話」で明かされた、キーボードを巡る社内対立

2017年6月20日 07時00分 (2017年6月22日 07時22分 更新)
ニュースサイトThe Vergeが引用して公開したブライアン・マーチャント(Brian Merchant)の著書、「たったひとつのデバイス:iPhone開発秘話(The One Device: The Secret History of the iPhone)」の内容が物議を醸している。

書籍によると、アップル幹部のフィル・シラー(Phil Schiller)は、iPhoneにBlackBerryのようなQWERTYキーボードを搭載することを強く主張したが、最終的にはスティーブ・ジョブスの判断により見送られたという。

今となっては考えられないが、アップルがiPhoneの開発を進めていた12年前には、QWERTYキーボードがテキストを入力する最良の方法だと考えられていた。物理キーボードは現在でも、BlackBerryの最新モデル「KEYone」に搭載されており、当時その考えは合理的なものだったと言える。

しかし、アップルが目指していたのは、ネットサーフィンができ、ミュージックプレイヤーとしても使える従来とは全く異なる携帯電話だった。プロトタイプの中には、インターフェースにiPodのクリックホイールを採用したものが含まれていたというが、それに比べればキーボードの方が合理的な選択だったかもしれない。

書籍によると、もう一人のアップル幹部、トニー・ファデル(Tony Fadell)も「シラーは物理キーボードを要求していた」と証言しているという。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

コメントするニャ!
※絵文字使えないニャ!

注目の商品