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「モバイルバッテリーの発火事故」はなぜ起きた? 原因と安全な製品の選び方

2017年9月13日 13時45分 (2017年9月14日 16時15分 更新)

画像:ITmedia

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 2017年9月11日午後、東京のJR山手線神田駅で男性が背負っていたリュックサックが発火する事故が発生しました。リュックに入れていたモバイルバッテリーが原因とみられ、男性は「秋葉原で安いものを買った」とのことでした。モバイルバッテリーが原因とみられる同様の事故は、2016年12月にもJR山手線で起きています。

 このような事故はなぜ起きるのか、IT製品の総合的な第三者検証を行っているアリオン社に聞きました。

●モバイルバッテリーの基本的な構造

 モバイルバッテリーは、内部に電池を持ち、携帯電話などへの充電機能を持つ充電器の一種です。その構造は、図1のように内部電池への充電部(以下、充電部)、内部電池、携帯電話への給電回路(以下、給電部)の3つの機能に分けられます。

 充電部は、AC100VかUSB電源に接続され、モバイルバッテリーの内部電池を充電する機能を持ちます。内部電池は、モバイルバッテリーの主要部品であり、繰り返し充電が可能な二次電池が用いられます。

 ここに蓄えたエネルギーを使って携帯電話を充電しています。電池には、大容量のリチウムイオン電池などが利用されますが、充電時の温度管理や携帯時の落下衝撃などへの対策が必要です。

●安価なモバイルバッテリーの問題点

 今回のような「安価なモバイルバッテリー」は、どのような点に問題があるのでしょうか。

 充電という機能に着目すると、大容量の内部電池と急速充電ができる大電流に対応した給電回路があれば、携帯電話を長時間使えて急速充電ができるモバイルバッテリーを実現できるはずです。
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