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被災者も、免れた人も、今だからこそして欲しいメンタルケア

2011年3月15日 10時00分 (2011年3月16日 21時52分 更新)
Photo by vintagecat.


今回の地震に遭われた方々、現在停電や物資の不足により不自由な生活を余儀なくされている方々へ、心よりお見舞い申し上げます。私はカリフォルニアに住んでいるのですが、CNNのような全米ネットワークでも、ローカルのニュースでも、連日日本のことが採りあげられています。どのメディアも、「もっとも地震に対しての心構え、準備をしていた国に、予測不可能なほどの大きな地震が来てしまった。しかし、日本人はエネルギッシュかつ勤勉なので、この危機を必ず乗り越えるだろう」と希望を持って伝えています。

 

しかし、連日24時間絶えることのない報道は、被災された方にも、そうでない方にも心のダメージを与えかねません。大切な人の安否を確認するために、ネットを駆使して長時間情報収集していたら、津波が町を飲み込む画像が頭から離れず、夜眠れないという方もいらっしゃるかもしれません。停電するのかしないのか、関係機関のサイトや窓口になかなかつながらず、いらだちを覚える方も多いことでしょう。

今回皆さんにお伝えしたいのは、日本で被災を免れた方だけでなく、報道に釘付けになっている世界中の人々の不安な気持ち、不眠、疲労感、怒りも含めて、aftershock(余震、後遺症)なのだということです。こんなことを聞いても、心の傷、もやもや感はなくなるものではありませんが、自分だけではないと認識するのが、回復への第一歩です。

「Psychology Today」 の記事(英文)によると、大災害の後PTSDを経験するのは大人で32-60%、子供では26-95%にのぼるそうです。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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