彼氏との同棲、ルームシェア…共同生活で他人とモメないためには?【漫画】

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この時期、新生活への準備をしている人もけっこういるのではないでしょうか。最近はシェアハウスに住む人の割合も増えているようですね。

筆者自身、共同生活の経験はないですが、女数人でシェアしている友人の部屋や、一軒家を数組のカップル+αがシェアしている家にはよく泊まっていました。どの暮らしも楽しい合宿生活のようでしたが、実は裏では細やかな気づかいが必要とされるのですよね。

まず同性だけなのか、異性もいるのかによって、生活のルールや意識はぜんぜん変わります。同性だけだと下着を見えるところに干したり、お風呂上がりのラフな姿でもウロウロできたりしますが、異性がいればそのへんはそうとう気を遣います。その点、男兄弟がいる人の方が、異性がいる共同生活にはすぐになじめるのではないでしょうか。

基本姿勢としては、「適度な距離感」「自分がやられてイヤなことは人にもしない」ことだと思います。かといってガチガチにルールを作ってしまうと、自分の首を絞めることにもつながるので、そこはほどよく。いっしょに住む人のライフスタイルや性格にもよりますが。

掃除などは、「まとめて週末にする派」と「その都度ちょこちょこやる派」が混在している場合、静かなバトルがくり広げられるかもしれません。忙しくてどうしても週1が限界、という人もいるでしょう。結局「その都度派」がやってくれたりしてしまうのですが(そしてその人の不満がたまっていくのですが)、その場合は何か他のことで返すなどして(ゴミ出しは全部引き受けるとか)、バランスをとっていけばいいと思います。

また女の生活で避けて通れないのが、生理用品の後始末。これは血の繋がった家族であっても気が進まないものですが、筆者が友人の家(女3人でルームシェア)で「これはいいね!」と思ったのが、紙製の使い捨てボックスです。そのボックスは特殊な構造をしていて、捨てるときに前の人の中身が見えません。いっぱいになったらそのままゴミに出すだけなので、誰の手を汚すこともなく、不快な思いをすることもなく、後始末できます。

そういえば独り暮らし時代はわりと散らかし系だった女友達が、ルームシェアを経て、キレイ好きな大人の女に変貌していたことがありました。共同生活は大変なことも多いですが、人を確実に成長させてくれるようです。
その都度その都度、柔軟性をもって、そしてガマンしすぎず、言うべきことは言う。このへんを押さえていれば、楽しい共同生活を送ることができるのではないでしょうか。
(アオノミサコ)

この記事を書いたライター

アオノミサコ
イラストレーター・漫画家。美容から神事、ディープスポット巡り等の漫画やコラムを執筆。著書『わがままセラピー入門』(KADOKAWA)が販売中。

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