美人やイケメンは性格もよく見える!?

美人だと性格もよくみえる!?

美人やイケメンと知り合ったとき、あなたはどんな印象を持ちますか? 「さぞかしモテるだろうし、素敵だなぁ」なんて羨望の眼差しを向けたり、逆に「チヤホヤされて育っただろうから、性格に難があるかも……?」なんて斜めから見てしまったりすることも。

心理学者ダイオンは、こんな実験をしている。
 A) 容姿の魅力的な人々の写真
 B) 容姿が十人並みな人々の写真
 C) 容姿に恵まれていない人々の写真
上記三種類の人々の写真を見せ、それぞれの性格や将来を「想像で」判断してもらうというものである。

その結果、Aの美男美女は明るくて社交的、優しくて感受性が強く、落ち着きがある、など好ましい印象を持つ人が多くなった。将来的にも各分野で成功し、理想的な結婚生活ができるのではないかという推測が最も多かったのだそう。一方、Cの容姿が劣る人に大しては、性格的に問題があり、社会的な成功や幸福な結婚をする可能性も高くはないのではないかという回答が多かったそうだ。

実際には、外見の善し悪しと性格の善し悪しはまったく別物なので、これは単に「パッと見、そう思われがち」という結果ではあるが、不公平感は否めない。人間は外見に対する偏見を生まれながらにして持っているそうなので、こればっかりは遺伝か運命のせい……ということになるのでしょうか。

ただし「最初のイメージが良い分、あとで落差を感じられやすい」という点では、美人やイケメンも苦労することがあるでしょう。それに「美人やイケメンほうが、実際に幸せになっている」という結果ではないだけに、最終的に人生を豊かにするのはその人の頑張り次第だ、と著者は信じております。

さて、こういった人々の心理がはっきり分かるのは、アイドルやタレント、スポーツ選手、有名な起業家などに対するイメージである。
「人は、1つ2つ、他人より顕著な良い特徴があると、その人の他の特性まですべてよく見てしまう。逆に顕著な悪い特徴があると、その他の特徴をすべて悪く見てしまう」 このことは『後光効果(ハロー・エフェクト)』と呼ばれており、その名の通り、後光がさしているように見える、という意味からきたそう。CMなどで好感度が高いタレントが起用されるのも、その人の後光にあやかって、商品も好きになってくれるだろうという戦略なのだ。

そういえば最近ゴルフ選手が、不倫問題で一気に好感度を下げてしまったが、これも『後光効果』でCM界でも活躍されていた例。

ライター情報

外山ゆひら

フリーライターです。対人関係、心や生き方に関する記事多め。悩み相談コラム「恋活小町」や作品レビューなども。文芸・カルチャー・エンタメ方面を日々ウォッチしてます
Twitter : @yuhira_tw

2010年2月16日 10時00分

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