恋と疎遠になるのは欲望がないから? 「枯れる女」になってしまうメカニズム【漫画】

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「欲望とは、それを目にしたときに生まれるものである」
誰が書いていたかは定かではないのですが、過去に読んで心に残った言葉です。この説によると、欲望とは決して心やカラダの内側から自然にわき上がってくるものではなく、何かに触発されて生まれるものであるらしいのです。

なるほどと思いました。
確かに認識していないものに対して、欲望を抱くことはできません。たとえばパフェを見たことがない人は、パフェを食べたいと思うことはないでしょう。「このスカートが欲しい!」という欲望は、それを目にして初めて湧いてきます。女性のヌードを何十年も撮っている知り合いの写真家さんは、こんなことを言っていました。「ものすごい田舎に育ったので、子供の頃、若い女の人を見る機会がなかった。だから初めて若い女性を見たときの衝撃はすごかった。それからボクは女性に取り憑かれてしまったんだ」。

わき目もふらず仕事をしていると、肥大するのは食欲や睡眠欲ばかりで、その他諸々に対する欲望は薄れていきます。人間の防衛本能というのはよくできているのか(あるいはそうでないのか)、彼氏と別れたてだったりすると「早く次を見つけなければ!」とやっきにもなりますが、いないことが日常になるとどうとも思わなくなっていきます。そして恋愛欲や美貌欲は頭のすみに押しやられていき、自分の中でそれが当たり前になってしまう。これがいわゆる「枯れている女」ができるメカニズムでしょうか。

ライター情報

アオノミサコ

イラストレーター/漫画家。美容から神事、ディープスポット巡り等の漫画やコラムを執筆。著書『わがままセラピー入門』(KADOKAWA)

URL:aonomisako.com

2015年12月29日 18時00分

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