男が思う「彼女のかわいい嫉妬」と「うっとうしい嫉妬」

2016年2月29日 08時00分

ライター情報:ひとみしょう

このエントリーをはてなブックマークに追加

要は、嫉妬という感情は受け取る側の解釈の問題

[拡大写真]

不倫に関する報道がやかましい昨今ですが、倫理というものは、時代によって変化するもののようです。
たとえば平安の時代の「高級な」男の「あるべき倫(みち)」とは、複数の女性を同時に愛せること、だったようで、源氏物語にはそういうことが描かれていたりするそうです。
当然、女性たちは、みずからの心に生まれてくる嫉妬の感情を自己処理しなくてはならず、自己処理できる女性が「教養のある女性」とされていたとか。

嫉妬という感情は……


今の時代に「教養」といったところで、だれもピンとこないでしょう。
教養を身につけに大学に行く? 学問をしに大学に行く? そんなこと、思ったことすらない人のほうが多いのではないかと思います。

さて、嫉妬という感情は非常に醜いもので、嫉妬に「かわいい」も「うっとうしい」もなく、「全部うっとうしい」ものです。
あたしが夜ベッドに入って彼に電話をしても、彼は電話に出ない……どこに行っているの? 誰と会っているの? あたしのこと、もう嫌い? なぜ電話に出てくれないの? ……なぜ? なぜ? なぜ?

こういう気持ちを彼に対して口にしてしまえばもう大変。
うっとうしい女……おれはしんどい思いをして、上司の深夜の酒に付き合っているだけで、スマホが鳴っているくらい気がついているのに……一緒にいる相手が運悪く上司だから電話に出られないだけで……そのおれをくっだらない理由で疑うのか! というのが男のホンネでしょう。
関連キーワード

ライター情報

ひとみしょう

作詞家・広告プランナー・コピーライターを経て、専業文筆家に。小学館 『Menjoy!』編集部よりMVP賞を4回受賞。現在、連載を9本抱える

URL:facebook

注目の商品