妥協はやめて! どれだけ好きでも今すぐ縁を切るべき男の特徴

「彼のことはすごく好き、できればずっと一緒にいたい。でもなあ……」

“100%満足できる彼氏”なんてそうそういるはずもない。ほとんどの場合
「彼のココはちょっとイヤなんだけど、でもこんなところは大好きだし……」
と、頭に来る部分があってもそれを許せる良い箇所と折り合いを付け、多少妥協しながら付き合いを続けているのではないだろうか。

しかしちょっと待ってほしい……。今目をつぶっていると“この先のあなたの将来を脅かしかねない男性の欠点”だって存在するのだ。
今回は「どれだけ好きだろうが今すぐ縁を切るべき男性の特徴」をツラい破綻を経験した女性たちに語ってもらった。ぜひ参考にしてほしい。

目次

1.自分より目下の人間に横柄


・「タクシーの運転手さんとかガソリンスタンドとか飲食店などの“店員さん”に対していばるような男性は本当にダメです。元カレは自分より相手が“格下”だと認定すると態度が冷ややかになる。よくお店のスタッフさんに『この仕事で金貰ってるクセに客にこんな嫌な思いさせるの?』とか『店長呼んで』とか平気で言う人だった。顔は大好きだったけど、そこがどうしても受け入れられず別れた。彼はその後他の女性と結婚したけど、奥さんと子供に対するDVで逃げられたらしい。あの時の自分の決断はやはり間違ってなかったって心底思います」(30代・証券)

……「逆らえない立場にいる人間に対して横柄な態度を取る男性」を切るべき理由は、いずれあなたを馬鹿にし暴言をぶつけるようになるからだ。ただ付き合っているだけで、別れることも逃げることもできる間、その男性はあなたのご機嫌を取り優しくふるまうことは出来るだろう。けれど婚約や入籍などをし「もう逃げられない俺の配下の者」となってしまったときその“悲劇”は再現されるのだ。付き合っている男性の「目下」「弱者」に対する態度や振る舞いは日頃からよーく観察しておこう。

2.浮気癖、借金癖がある


・「私の経験からして、男の浮気癖は絶対に治りません。ちょっとばかりイケメンだった元カレはしょっちゅう浮気を繰り返し、その度泣いて怒る私に『本気なのは○○だけ!』とか『他の女と付き合ってみてどれだけオマエがいいかが分かった』『俺の居場所はココしかない』とか甘い言葉で誤魔化されてきたけど、4回くらい浮気されたあとで“あ~、この人は根っからの女好きなんだ”“こいつの浮気は死ななきゃ治らないんだ”と悟った。
奴が誰と付き合っても、どんないい女と付きあおうと、私がどんなに愛して尽くそうと彼の浮気は一生続く……。私がその病気に一生付き合うこともないな~って」(30代・行政)

・「借金を繰り返す男! 元カレがそうだったんだけど、金を借りたり金をせびるような男は“借金があること”を恥ずかしいとも人に迷惑を掛けることだとも申し訳ないことだとも全然思ってない。心や体ばかりか、おカネまで吸い取られる恋愛なんてもうゴメン!!」(30 代・飲食サービス)

……女性たちが「絶対別れたほうがイイ男性の特徴」として最も多く回答したのがこちら。浮気や借金を繰り返す男性というのは大抵言い訳がうまく、女は「彼、そんなに悪い人じゃないのかも……」「彼のこと分かってあげられるのは私だけ!」「彼には私しかいない……」などとなりがちだ。けれど悲しいかな“女の愛の力”では彼氏の女好きや金遣いの荒さを治すことなどできない。どんなに愛していても男を根幹から変えることなどできないのだ。

3.あまりにもビジョンが違う男


・「電車の中で痴漢から助けてもらったというシチュエーションで出会ったB男。『絶対運命の出会い!』『彼こそ私のヒーロー!』と一目惚れし交際、真剣に結婚まで考えた……。でも彼の将来設計は『40歳までに故郷に帰って家業を継ぎ両親と同居し、町内会を取り締まって地域のために尽くすこと』だった。私は苦労して手に入れたこの職を失いたくなかったし、ずっと都会で暮らしてきたから田舎でどうふるまっていいかも分からなくて……悩んだ挙句に彼とは別れた。いまは私の仕事を応援してくれる男性に出会い、仕事も結婚も手に入れることができて幸せだけど、あの彼もどうか幸せでいて欲しいと願っている」(30代・インテリアデザイナー)

……これは「どれだけ好きでも別れて正解」なケースである。夢を持つのは当人の自由である。彼と彼女、どちらが悪いというわけではない。けれどあまりにも将来の構想や人生設計が違い過ぎるこのふたりが一緒になったとしたら、二人のうちどちらかが「多大なる犠牲」を払わなければ結婚生活は成り立たなかっただろう。
子供の有無や仕事、住居など、どちらかが「一生かけても絶対に譲れない事柄」がある、または未来像がかけ離れた男性とは、別の道を歩んだほうが後で傷が深くならずに済むのだ。

“根っこ”が異なる男性とは、一緒にいるべきでない


誰でも好きな相手との別れを決断することは非常に勇気が要ることだ。
しかし、物事や考え方のおおもととなる「根本」「根底」があまりにも異なる男性にはすっぱりと別れを告げるべきである。その基盤は誰にも崩せない……。

「私さえガマンすれば……」
「このくらい、大したことないし」
「いつかは彼だって分かってくれるはず……」

たとえ今そう耐え続けてたとしても、いつか必ず自分が引き起こしたその忍耐に復讐される時がやってくる。

自主的にやってきた我慢や犠牲は
「いつもわたしばっかり……」
「どうしてわたしだけが?」
「なんか、私って損してる?」
「これってありえなくない?」
という相手への不信感や恨みに変貌し、それは年月を追うごとに深くなるものなのだ。

あなたが自分の大切な将来のために、いまの苦しみを乗り越えられる女性であることを願っている。
(神崎桃子)

この記事を書いたライター

神崎桃子
体験型恋愛コラムニストとして活動し、ヒット記事の数々生み出す。大手ポータルサイトにてコラムを連載中。男女のズレや生態、恋愛市場の時事問題を得意とし、文章セミナー、婚活セミナー講師も手がける。

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