“敬語””名字呼び”は要注意! 付き合う道のりが遠くなる男女の特徴

私たち現代女性は、とかく「馴れ馴れしい」と思われることを恐れます。気になる男性から、「馴れ馴れしい」と思われることは、そのまま「重い女」「面倒な女」というイメージに直結するからです。だからといって、よそよそし過ぎるのもいかがなものでしょうか……。

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何度もデートしている仲なのに敬語が抜けない男女


先日、ふらりと立ち寄ったバーで一人飲みをしていたときのことです。カウンター席の隣には男女二人組が並んでいました。会話の内容から、何度かデートをしている仲ということは伝わってくるのですが、なんとなくぎこちないんです。第三者である筆者が感じる、このぎこちなさは何なのだろうと、しばらく二人の会話に耳を傾けていたのですが……。ぎこちなさの理由は「敬語」でした。

敬語関係のままだと正式交際まで時間がかかる!?


年齢差のある男女なら、敬語であっても納得できます。筆者も、干支ひと回り以上離れているようなナイスミドルとデートする際は、当たり前のように敬語を使いますので。ですが、バーで隣り合わせになった男女は、どう見ても同年代。しかも、初回デートならいざ知らず、何度かデートしている仲だというのに! あのまま敬語でのデートをのらりくらりと続けているようでは、進展は望めないとまでいいませんが、正式交際まではだいぶ時間がかかってしまうでしょう。

初回デートがポイント


初回のデートがポイントであると筆者は考えます。合コンで知り合ったにせよ、インターネットを介して知り合ったにせよ、初回デートはお互い敬語になってしまうのは当然の流れ。その「当然の流れ」を自らぶっ壊すのです。「敬語、やめませんか?」と。タメ語提案することで「馴れ馴れしいと思われるのではないか?」という不安はごもっとも! ですが、筆者は思うのです。敬語でも馴れ馴れしい人もいれば、タメ語でも距離感を持って交流できる人もいる、と。敬語で「どうして返信くれないんですか?」というLINEが送られてくるよりは、「こっちもバタバタしているから、落ち着いたら連絡するね」というタメ語LINEのほうが、よっぽど好印象ですよ。

“名字呼び”も初回デートから軌道修正を


初回デートですべきことがもう一つあります。それはお互いの呼び方です。先に挙げたバーの男女は、お互いを名字で呼び合っていました。敬語に名字……デートというよりも仕事の打ち合わせのようです。「下の名前で呼んでも良いですか?」とストレートに提案するも良し、「山田さん……うーん、太郎さんのほうが呼びやすいかな」と遠回しな伝え方も良し。自分の名前ももし名字で呼ばれたら、「花子で良いですよ」とさりげなく軌道修正しましょう。

初回デートでうっかりタイミングを逃し、敬語や名字呼びでデートが続いている人は今からでも遅くないです。「今日で会うの3回目ですよね」「そろそろ、敬語やめませんか?」と、思いきって提案を! そこから、二人の関係性が一気に加速していくこと、間違いなしですよ。
(菊池美佳子)

この記事を書いたライター

菊池美佳子
コラムニスト。1977年3月17日生まれ。岩手県盛岡市出身。21歳~29歳まで、舞台女優のかたわら、様々なナイトワークを体験。29歳で引退後、コラムニストとして活躍中。

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