メタリカの最新作『DeathMagnetic』は音楽の販売方法の大きな転換期を象徴する作品になるだろう。
9月12日全世界で発売されるこのアルバムは、音楽パッケージと同時にゲーム『GuitarHero III 』用のゲームコンテンツのダウンロードとしても発売される初のアルバムとなるからだ。
フルアルバムがダウンロードでゲーム作品としてもリリースされるのは初の試みで、価格はXbox360用で1440ポイント=17.99ドル(日本では1400ポイントが2100円で販売されている)とCDやデジタルダウンロードと比べると若干高めの価格設定となっている。
今回の快挙を受けてゲームメーカーの<Activision>の副社長、ティム・ライリーは「2つの業界(音楽とゲーム業界)をまたがる判例をつくったことで、このアルバムを発売日に提供できることを非常に嬉しく思い、特に収録曲の「Suicide& Redemption」はギター・ヒーローファンの為に提供された曲という意味でも興奮している。」とコメントしている。
エアロスミスやレイジ・アゲインスト・マシーン、モトリー・クルーなど往年のロック作品を再発売する方法としても効果的なばかりでなく、アメリカで殆ど話題にもならなかったドラゴンフォース(日本では最新作が爆発的な売り上げを記録しているが・・・)のようなスピードメタルの部類の音楽がゲームというメディアを通して注目されているなど、新たなマーケティング方法としても無視できない存在となっている。
ティムの言う通り2つの業界(音楽とゲーム業界)をまたがり新たな音楽販売の形が確立される日も近いかもしれない。
Metallica「The Day That Never Comes」 - YouTube


