星野源が「ひとり泣いた」と綴る笑福亭鶴瓶の言葉とは?星野源のエッセイ集が本日発売

30日放送の日本テレビ系「PON!」で、星野源の新作エッセイについて取り上げ、笑福亭鶴瓶とのエピソードについて明らかにした。



番組では、本日30日に発売される星野の最新作エッセイ「いのちの車窓から」について、その中にある「人間」と題されたページに記述されたエピソードについてVTRで紹介した。



「笑福亭鶴瓶落語会」の大阪公演後の打ち上げ会場で星野は、酔いが回った鶴瓶から「まだ(中村)勘三郎が死んでから1年やろ。なのにもうみんな忘れる。死んだら終わりやで」と中村勘三郎さんの死について語っていたのを聞いたのだという。しかしその2年後、星野が見ていた舞台で鶴瓶は「人間は死んでも終わりじゃないんです。残されたものがその人を語りバトンをつないでいきますから。だから人間は死んでも終わりじゃない」と真逆のことを語ったのだそう。



「人間は死んだら終わり」「人間は死んでも終わりじゃない」相反するふたつの想いを聞いた星野は「このふたつの言葉の間にどれだけの想いと、憤りと、決意があったんだろう それを想い、ひとり泣いた」と綴っている。



ネットでは、「鶴瓶師匠のページ紹介 ちょっと読んでみたいなぁーこの本」という声や、早くも新作を手に取ったと思われるユーザーからの感想などが挙がっている。



星野は執筆業のほかにも歌手、俳優とジャンルを問わずに活躍をしており、先日には「第9回伊丹十三賞」を受賞している。