夏といえば怪談の季節。巷にはさまざまな怪談・怖い話が存在しますが、「タクシーの運転手さんの心霊体験談」というのは誰しも聞いたことがあるのではないでしょうか。タクシー系怪談にもバリエーションが色々ありますが、最も一般的なのは例えばこんな話。
深夜に人気のない場所で、不気味な乗客をタクシーに乗せる。目的地について後部座席を振り向くと乗客の姿はなく、シートの座っていたはずの場所がびっしょりと濡れていた――。
これに似た話は海外にもあり、アメリカでは「消えるヒッチハイカー」として有名な都市伝説となっています。怪談集を読んでいたりすると必ず1つは入っているタクシー系怪談ですが、なぜタクシーには幽霊が出やすいのでしょうか?「深夜まで営業しているから」「密室に運転手と乗客の2人きりだから」など理由はいろいろありそうですが、
「深夜のタクシーに乗る女性の幽霊」
という質問では、その理由の1つについて
「高速道路催眠効果(Highway hypnosis)と言われていますね」(rx-78gp03さん)
と回答されていました。高速道路催眠現象(効果)とは、「ハイウェイ・ヒプノーシス」とも呼ばれる一種の催眠現象。高速道路を一定の速度で走行中、視界に入る景色の変化がほとんどなく、道路上の白線が一定のリズムで流れて見えることにより、脳が催眠状態に入ってしまうというものです。これだけを怪談続出の原因とすることには無理があるような気もしますが、催眠効果によって居眠り運転となり事故を起こしてしまうよりは、たとえ幽霊を乗せてでも無事に目的地までたどり着くほうが何倍もマシだとは思います。
■「濡れた座席シート」の謎
さらに次なる疑問として湧いてくるのは、「なぜ座席シートが濡れているのか?」ということ。タクシー系怪談に限らず、幽霊がいて消えたという場所が「びしょぬれになっていた」と表現されることは、数多くありますよね。
「乗物に乗った幽霊は、なぜシートがぐっしょり?」
という質問には、説得力のあるものから珍回答まで、たくさん寄せられていました。
「幽霊の分子レベルは非常に希薄で普通の人には見えません。従って液体をかけることにより、液体の分子を借りて自分の姿を人の目に見えるようにします。でも赤ペンキなどをかぶるとドリフのコントになってしまって、誰も怖がってくれません。水が一番いいんですよ!」(KGSさん)
「想像ですが幽霊としては何かしらの痕跡を残したいからでしょうね。…


