“ペルソナ手法”でマネキンを導入!京都府庁広報課のユニークな取り組み

2010年8月31日 12時06分
8月某日、はてなブックマークで不思議なエントリーを見つけました。ページを開いてまっさきに目に飛び込んだのは、男女の“マネキン”を机の上に置いて仕事をする人たち。「一体何なのだろう」と思い調べた結果、“マネキン”を置いてあるのは京都府庁の広報課であることが判明しました。「あのマネキンは何なのか」――その謎を解き明かすべく、京都府庁に潜入してきました。

「京都府広報課にあるマネキンの謎 」の写真・リンク付きの記事

▽ 京都府 広報課に「ペルソナ」現る!-京都府ホームページ

▽ 京都府ホームページ Kyoto Prefecture Web Site

京都市上京区に建つ京都府庁。正面にあるレトロな建物は1904年(明治37年)に竣工した旧本館で、重要文化財にも指定されています。

広報課があるのは、北に位置する1号館の2階。おそるおそる扉を開けてみると…。

ありました!どこからどう見ても、“マネキン”です。

みなさん、マネキンを机の上に置いて、サクサクと仕事をしています。現在、広報課には男2体、女3体の計5体のマネキンが置かれているとのこと。しかし、なぜマネキンを置くことになったのでしょうか。広報課の丸山紀夫さんにお話を伺いました。

マネキンを置いたのは、“ペルソナ”という架空の人物や顧客を想定するマーケティング手法を導入するためです。私たち広報課は情報誌『きょうと府民だより』の発行や、府知事と府民が交流する「知事と和ぃ和ぃミーティング」の主催など、京都府と府民をつなげる役割を担っているのですが、府民の存在をいつも近くに感じるため、この手法を導入しました。対象となるペルソナはパネルやシートなど、何でもよかったのですが、たまたまいらなくなったカット練習用のマネキンを持っていた方がいたため、そちらを職員が譲り受け、導入することになりました。

▽ ペルソナ とは - 知っておきたいIT経営用語:ITpro

外部の有識者を招く自治体職員向けのセミナーで紹介され、7月1日(木)から始まったマネキンによる“ペルソナ手法”。開始直後は3体だったマネキンも、およそ2か月たつ現在では、5体に増えています。このマネキン、何より興味深いのが、より具体的に利用者を想定するため、各キャラクターの名前や職業、性格などを細かく設定していることです。

 

子育て世代を想定した、「人見知子」さん。職業は主婦で、ガーデニングやオークションが趣味とのこと。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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