10月21日に発売予定の『PlayStation3』の周辺機器デバイス、『PlayStation Move(以下、Move)』が発売される。対応タイトルも発表されあとは発売を待つばかりとなった『Move』だが、本日都内某所にて報道向け体験会がおこなわれた。
そんな体験会にて開発スタッフ達の話を聞くことが出来た。登壇者はワールドワイドスタジオプレジデントの吉田修平氏、第二事業部設計部5課課長の宮崎良雄氏、商品企画部企画1課の磯部洋子氏の3名だ。
――企画コンセプト
磯部 企画コンセプトはリアルで高画質なPS3の世界観と正確で直感的な操作性を実現してみたいと思い開発してきました。実は長い歴史を持って作られてきたものなのです。
宮崎 そうです。PS2の頃にアイトイというカメラの商品を発売しました。『Move』の開発にこの人なくして語れないという、Dr.リチャード・マークと言う人がいます。2003年の頃には奥行きを検知するということができていました。SIXAXISなどもあったのですが、両手がふさがれてしまう。そのときのセンサーの性能やコストなど制約された中でしか実現できなかった。また任天堂さんが『Wii』を発売されて「こういうこともできるなあ」と。ただ『Wii』を開発したメーカーさんと話をして今の技術ではできないといった相談を受けてたんですね。で、いろいろな技術を比較検討した結果今回の『Move』のカメラとボールに決まりました。で、それを日本のハード開発チームに持ち込んだのが2008年の夏過ぎですかね。
磯部 2007年くらいからいろんなデバイスにトライして2008年くらいに今のシステムに絞ったんですね。
吉田 それ以外に超音波とかもありましたね。
――苦労した点 『バイオハザード 5』は全部のボタンを使う
宮崎 苦労した点は凄いあります。思い出したくもありませんが(笑)。みんなの意見を纏めたりいろんな手の大きさに合うようにしたりと。あとボタンの配置が通常のコントローラーだと○×△□がダイヤの様に配置されているんですが、『Move』はクラシックな配置ではなく、四隅に並んでます。これは今までなかったムーブボタンを押す際に間違って押さない様にという配慮ですね。
吉田 大阪まで行ってカプコンさんに話を聞きにいったんですが、「『バイオハザード 5』を遊ぶならどのボタンがあれば良いですか?」って聞いたんですよ。…


