A4・B5…なぜ紙のサイズには、AとBがあるの?

2011年2月14日 07時00分

2種類ある理由とは…

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急ぎの仕事で作った資料を印刷しようとしたらA4用紙がない!しかたなくB5用紙に縮小して印刷した経験があるかたも多いでしょう。

ところで、なぜ紙の規格にはAとBがあるのでしょうか。大抵のビジネス現場では、A4が通常に使用され、A3が大型資料等に使用、B5はA4ではやや大きすぎる場合。あくまで一例ですが人事辞令等に使用する企業もあるようです。

混乱するので統一したらよいのに…と思ったり、そもそもAとBができた由来はどのようなものなのでしょうか。教えて!gooでも質問が上がっています。

用紙のサイズ

質問者のmakotontonさんも同様の疑問を感じて、質問を投稿したところ、多くの回答が寄せられました。

   「Aは国際規格、Bは昔からの日本の規格、という事みたいですね」(kingiさん)

   「どちらもタテ:ヨコ=1:√2の比率になっています。そうすることで、半分に切ってもやはりタテとヨコの比率が1:√2になります。JIS規格仕上げ寸法では、A列の最大の紙はA0で、841mm×1189mmで面積が1平方メートル、B列の最大の紙はB0で、1,030mm×1,456mmで面積が1.5平方メートルとなっています」(poohronさん)

   「A列は、F・W・オスワルト考案のドイツ規格(DIN)をそのまま採用
B列は、日本国産の美濃紙から」(redowlさん)

■AとBが生まれた由来

日本工業規格(JIS)では、JISP0202という規格で、A0は正確には「A列本判」、B0は「B列本判」と呼びます。

poohronさんの回答の通り、半分に切ると「A1」となり、A1をまた半分に切ると「A2」となります。

A例の由来としては、ドイツで1922年に制定されたDIN476規格(カーオーディオの1DINサイズなどにその規格名称をかいま見ることができる)に由来し、国際規格としてISO216に定められています。日本ではこの規格を1929年に取り入れて制定し、そのまま変わることなく、現在ではJISP0202に規定され、具体的サイズは、JISP0138に規定されています。

一方B列は、江戸時代に公用紙として流通していた美濃和紙に由来し、日本独自の規格です。尾張藩が美濃地方で作らせた紙が公用紙に採用され、障子紙の判形にもなり日本標準規格として、AとおなじくJISP0202 とJISP0138に規定されています。

しかし、国際規格ではないため、国際規格のISO216で定めたB列とは若干サイズが違うので、海外向けに用紙を使用するときは注意が必要です。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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