ハッカーって悪者なの?

2011年6月30日 07時00分

ハッカーって悪者なの?

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「ハッカー」と聞いて頭に浮かぶイメージといえば? 黒メガネをかけて黒っぽい服装をした見るからに怪しげな人物がコンピュータを操作している――という図が浮かぶ人も多いのでは。「ハッカー集団」がソニーなどのウェブサイトをサイバー攻撃した、というニュースが連日のように報じられる昨今、「ハッカー=悪者」のイメージは一層強まっているよう。

でも教えて!gooに寄せられたハッカーについてのQ&Aを見る限り、そのイメージはかなりズレているらしい。

ハッカーとは?

一連のサイバー攻撃では、ユーザーの個人情報が流出したり、ゲームサイトがダウンしたりといった被害が相次いだ。ソニーほどの大企業なら、鉄壁のセキュリティでウェブサイトを守っていそうなものなのに、「ハッカーって、そんなにパソコンの知識が高いんですか?」と質問者は疑問を投げかける。

サイバー攻撃の犯人が本当に黒メガネに黒装束の分かりやすい格好をしていてくれるなら捜査も楽なんだろうけれど、事はそう単純ではない。だいたいサングラスじゃ画面も見づらいはず(笑)。ということで、実際のハッカーとはどんな人たちなのか。

   「もともとハッカーは、コンピューターや機械の分野において技術的な障壁を飛び越えるような知識や技術や発想を持つ人達につけられた尊称でした。WindowsやMac OSX、あるいはiPhoneやAndroidケータイも、そのOSの中には、ハッカーの活躍が詰め込まれて出来上がっています」(vaiduryaさん)

そうしたハッカーとして有名なのが、アップルの共同創業者で“もう1人のスティーブ”ことスティーブ・ウォズニアックさんや、「Linux」というOSを開発して世界的に尊敬されているリーナス・トーバルズさんなど。メディアに登場するウォズニアックさんはニコニコしてとても親しみやすそうな印象だし、トーバルズさんは見るからに知的で紳士的な印象。とても「悪者」のイメージとはほど遠い。別の回答者も言う。

   「セキュリティソフトの欠陥(セキュリティホール)を見つけてメーカーに報告したりして世に役立っている人もいます。僕らがいつもセキュアな環境で居られるのも、ハッカーさんたちのおかげなんですよ」(Shin1994さん)

だからサイバー攻撃などの破壊的活動をする人たちはハッカーと区別して、「クラッカー」と呼ぶべきだという声も多かった。

ただしソフトウェアの欠陥を見つけてそれをメーカーに教えてあげるか、それとも黙ってそこから侵入して悪さをするかは、悪意があるかないかだけの差にすぎない。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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