行きつけの動物病院に「猫の里親募集」の張り紙が何枚もあった。猫の出産シーズンの春から夏にかけては、猫を捨てる無責任な飼い主が増え、捨てられた猫に心を痛める人が増える季節でもある。捨て猫を拾ったけれど、事情があって自分では飼えないという人が、教えて!gooに相談を寄せている。
「捨て猫ってどうするのがベスト?」
「子猫を拾いました」
悲しいことに、日本には捨て猫や捨て犬の公的な保護施設が存在しないので、たまたま拾った人が助けたいと思えば自分で引き取り手を探すしかない。ただ、最近では里親探しに力を入れる保健所も出てきた。
「昨年12月に、保健所から3か月の子猫を2匹もらい受けました。ノミ取り、ワクチン注射1回分、排泄しつけまで保健所でしてあり、無償でした」(drmurabergさん)
それでも保健所の猫は、里親が見つからなければ殺されるしかない。環境省の2009年の統計によれば、殺処分された猫は年間16万5000匹以上。犬の殺処分は年々減っているのに対し、猫の場合はあまり減っていないそう。そんな現実もあって、自分で飼える余裕がないのなら、かかわらない方がいいというアドバイスも多かった。
「過酷なことを申し上げますが、ぐっとこらえて見過ごすのも、猫ちゃんの人生です。しかたありません」(prip71187さん)
でもできることなら、縁あって出会った猫に里親を見つけてあげられれば一番いい。回答者のsamnekoさんは、近所に里親探しの子猫を置いてくれる病院があるという。検査やワクチン接種などもしてもらえて、来院者は気軽に子猫と触れ合えるそう。
「常に1〜3匹ほどの子猫が居ますが、2週間ほどで里親が見つかってもらわれていくようです。このような動物病院が増えてくれるといいのですが」(samnekoさん)
ここまで行き届かないまでも、大抵の病院は里親探しのお知らせくらいは張ってくれるし、NPO法人を探したり、新聞やフリーペーパーに里親募集の広告を出すなど、できることはたくさんある。ネットで検索すれば、里親探しのサイトや団体はたくさん見つかる。例えばハンディがある猫の里親探しなども、ネットが力になってくれそう。
■傷を負った猫だったら…
「ケガをしたノラ猫を保護したら…」
質問者のyanagi8さんが保護した猫は、場合によっては足を切断する必要があると病院で言われたそう。「新しい飼い主が現れる可能性は非常に低い」と悲観するyanagi8さんに、こんな回答が寄せられた。…


