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日本の首相がコロコロ代わるのはなぜ?

2011年8月25日 07時00分 (2011年8月31日 06時49分 更新)

日本の首相がコロコロ代わるのはなぜ?

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首相がまたまた代わるとかで、マスコミは連日大騒ぎ。菅直人さんの在職期間が約450日と聞いて「長いじゃん!」と思っちゃうんだから相当感覚がおかしくなってるかも。なにしろこの国の首相は2006年以降、きっちり毎年交代しているので「知らないうちに任期1年って決まりでもできたかな」と疑っちゃうほど。

どうして日本の首相はコロコロ変わるのか?

っていうのはまさに、政治家と政治記者を除く普通の感覚を持った人が、毎度の首相交代のたびに思うことでは。教えて!gooにこの質問を寄せたringoxさんは、アメリカ人から尋ねられたというけれど、自分の国のトップが全然定まらなくて情けない思いをしているのはやっぱり自分たち日本人なわけで。

歴代首相の辞任理由は、選挙に負けたとかスキャンダルが発覚したとか突然自分から投げ出しちゃったとかさまざま。でも何か事があると「辞めろ〜」の大合唱になるのがお決まりのパターンのよう。なぜそうなる?

   「日本人は政権の状況が悪化した場合、辞任することが責任の取り方だと思うところがあり、制度上もそれを可能にする余地があるため、マスコミや野党が攻勢を強めて、首相の辞任なり解散なりを暗に求める風土がある」(kotktさん)

   「有権者・有権者を代表する議員・政党が長期的視点で行政権を俯瞰(ふかん)する忍耐力がないから。諸外国の政治では、政策効果などが現れてから政治評価するものであって、イメージ・周辺環境などの政策以外の政治要素に対する政治批判は、辞任理由にはなり難いようです」(bismarks05さん)

ということで政治批判、マスコミ批判を始めるときりがないんだけれど、結局はそういう政治家や政党を選ぶ国民が悪いんじゃないの?という意見も多い。

   「要するに、国民に冷静な判断能力が欠けているからというのが、一番まともな答えになると思います」(beingpeaceさん)

それにしても、例えば企業のトップの場合、こんなにしょっちゅう交代していたら経営なんて成り立たないはず。なのに一国を担うトップがこれほどコロコロ代わっても平気ってことは(いや、ほんとは今の日本は全然平気じゃないはずなんだけど)、首相って実はただの飾りモノ?こんな冷めた意見もあった。

   「アメリカと違って軍隊もないし、災害などの緊急時には誰が総理でもだいたい対応が遅れるし、実質的な活動は任命することと法案を提出することだけ。=政党内であれば誰がやっても一緒」(kumap2010さん)

ちなみに今回紹介したQ&Aは、実は菅さんが首相に就任した直後の去年6月に寄せられたもの。回答の中にあった

   「菅さんは、次の総選挙まで石の上にも三年でがんばってほしい、\(^^;)」(kusirosiさん)

というエールには、今度こそという期待と、もうコロコロ代えるのはいいかげんにして!という思いが込められていたと思うんだけれど……。さて今度首相になる人は、いったい何カ月もつんでしょうね。

鈴木聖子(Suzuki Seiko) →記事一覧

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20年で14人?も首相が代わる国って他にあるんですか?
日本の総理大臣がコロコロ変わってしまう現状にウンザリしませんか
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注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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