今日は「13日の金曜日」ですね。なんとなく不吉な日とされているらしい、ということは知っていても、その理由までは知らないという人が多いのではないでしょうか。
この疑問について、教えて!gooにQ&Aがありました。
「キリスト教で13が不吉とされる理由を教えてください!」
「13という数字に不吉なイメージが与えられたのは何故、いつの時代、誰によって、何をきっかけとしてだったのでしょうか」というyesorloveさんの質問に、興味深い回答がいくつか寄せられていたのでご紹介します。
■「キリストの処刑日」説は間違い!?
「キリスト教、及びキリスト教圏では『キリスト』が処刑されたのが、13日の金曜日だったということで不吉(嫌われている)だとされている筈だと思います」(oika1964さん)
この「キリストが処刑された日」説はおそらく一般に最も浸透している説ですよね。しかし近年ではこの説の信憑性が揺らいでいるとか。
「処刑の日が13日の金曜日、ユダが13番目の弟子などは俗説です。聖書に処刑の日を特定できる記述はありません。また、ユダが『12人の弟子の一人』であるとはっきり書かれていますから、13番目の弟子という説は成り立ちません」(noname#111390さん)
また「キリスト教圏すべてで13日の金曜日が不吉とされているわけではない」そうですが、英語圏のキリスト教徒の人たちの中にも、13日の金曜日がキリストの処刑された日だと思っている人は少なからずいるそうです。世界的に信じられている俗説なのですね。
■有力な仮説の1つ「12進法起源」説
ではこれにかわる説としてはどんなものが有力視されているのでしょうか?回答の中にはそのうちの1つが紹介されていました。
「あくまでも最近の有力な仮説としては、インド・ヨーロッパ語族における数字・計量表記の12進法から原因が見出せそうです」(bismarks05さん)
12進法は古代の計量単位ではしばしば利用されていたそうで、現存するものとしては「1ダース=12」「1フィート=12インチ」などがあります。
「つまり12という数字が重要で、その次である“13”を忌み嫌ったということです。この12を基調とする慣習はゲルマン民族を筆頭に多くの西方民族で確認できます。
たとえば、北欧ゲルマン神話のトリックスター『ロキ』は13番目の訪問者として忌み嫌われています。他にも自然崇拝においても13という数字が忌諱されるケースがあります」(bismarks05さん)
13という数字が忌み数となった由来についてはさまざまな説があるにせよ、「13日の金曜日は不吉」という言い伝えが近代以降にできたものであることは間違いないようです。…


