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インドの安価な医薬品にアメリカが圧力→世界各地でインドを守る動き…海外の反応

2015年2月2日 12時45分 (2015年2月14日 20時59分 更新)

インドは医薬品の特許に関する法律が緩く、安価なジェネリック医薬品(後発医薬品)の多くを製造・輸出していることがら「途上国の薬局」とも言われいます。

こうしたインド産の医薬品に利益を奪われていると、アメリカ政府と製薬会社が圧力をかけているのですが、一方で世界各地の組織が「インドいじめ」だとして、かばう動きが出ています。

World backs India against ‘bully’ US - The Times of India

記事によると、インドの公共一般を保護している健康保険を、アメリカが特許の観点から弱体化しようと圧力をかけていることから、世界の10の組織と個人7万7000人がインドをバックアップする運動をしており、世界各地の署名数は87万人を数えています。

現在HIV、マラリア、ガンなどのインド産の治療薬が安価に流通しており、途上国への輸出量はトップとなっています。

これより利益を奪われているというのが欧米の製薬会社側の主張で、インド政府に働きかけることで法律は徐々に変わってきており、薬の値段も徐々に高騰しています。

一方で、「国境なき医師団」が利用する8割がインド製ジェネリック医薬品だといい、薬の値段が上がってしまえば、途上国・貧困国では数百万人が治療を受けられなくなると言われています。

また、インドのバックアップしている人々は、アメリカの医療崩壊と同じ状況が他国に波及することも恐れているようです。

この状況に対する、海外掲示板のコメントをご紹介します。

●世界がインドを応援? なんてこった、アメリカ在住の人間だってインドを応援するよ! ここで搾取しようとしているのは、特許によってぶん取れるだけぶん取ろうというやつらだけさ。

↑インドをバックアップしない人は、家族を救うのが目的でも、知的財産に違反はしないと言っているに等しい。そんなの嘘っぱちだ。

↑インドは(法が緩いので)知的財産に違反はしていないよ。

↑100%賛成。企業の興味と政治家の腐敗だけがこれを支援してるのだろ。市民はそれがどんな馬鹿げたことかわかってる。もう政治には声はないのさ。

●特許システムは壊れてるさ。新しく役に立たない物質を加えて、再特許を取っては企業のゲームにしているだけだ。

↑特許システムが壊れていると思うなら、(もっとひどい)著作権を見てくれよ。

●アメリカ人だって、インドが自国民の命を差し出して、アメリカの製薬会社の利益を優先するってことに怒ってるさ。

●製薬会社がアメリカの特許使用料をゲームのように何十年も収穫し続けていることに気づいている人が少ない。彼らは薬剤の調合を少し変更するだけで、更新し続けているんだ。

●アメリカ人じゃない、アメリカの製薬会社だ。

●自分が希望を持ってるのは、インドが知ったこっちゃないと、アメリカの特許を無視してくれることだ。アメリカにも安い治療薬がブラックマーケットに洪水のように並んでほしい。
うちの犬は亡くなる前にコクシジオイデス症にかかったんだが、作った治療薬の値段を月々1000ドル(約12万円)に高騰させただけでなく、実際の治療をブロックまでした。半年もゆっくりかけて治療させて、ゆっくり死なせて利益をとるという手段だったんだ。製薬会社なんてくたばっちまえ。

●特許のために誰かが死ぬのを、なぜOKという人がいるんだ? そこの国民のためであり、アメリカは何の利益にもならないだろう?

●インドは自分の国のことは、アメリカや他国がやってるように、好きなようにしていいよ。

●どこの国も国民にとって一番いいことは、アメリカの特許法にクソくらえすることだ。全て裕福で欲望の強い者たちのためだよ。何ドルかの金額で人の命が救えるなら、それをしよう。利益より人だ。人より利益ではない。


新薬の開発には莫大な研究費用を投じられているので、製薬会社の知的財産を守ることも大切ですが、利益追求の度が過ぎていると言う声も少なくないようです。

人命に関わることだけに、落とし所が難しいテーマではあります。

World backs India against US bullying on patents.

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注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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