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2012年1月26日

iPhoneサービスに思わぬ弊害、「窃盗犯にも好都合」

1月25日、米アップルは保証期間中のiPhoneの修理を端末の持ち主以外からも受け付ける仕組みにしているが、これが思わぬ弊害を生んでいる。写真は昨年12月撮影(2012年 ロイター/Jason Reed)

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[25日 ロイター] 米アップルは「iPhone(アイフォーン)」向けサービスとして、端末が保証期間中であれば持ち主以外からの修理も受け付ける仕組みにしているが、これが思わぬ弊害を生んでいる。

もちろん、自分の足でiPhoneを店頭に持ち込む手間が省けたり、忙しい友人のiPhoneを預かって修理に持って行けるなど、便利な面もある。ただ、同時に窃盗犯にも都合の良いサービスでもある。盗んだiPhoneを店頭で修理し、それを誰かに転売することが容易になるからだ。

セキュリティソフト大手マカフィーのコンサルタントは、「アップルは盗品のことを考慮に入れていない。人間は善人ばかりで、悪人はいないという性善説に基づいてサービスを行っている」と批判。一方、アップルの広報担当者は、この件に関するコメントを差し控えている。

ニューヨーク・デイリーニューズ紙が報じたところによると、ニューヨーク市警の内部報告書では、2011年1月─10月に市内で発生した窃盗事件1万6000件のうち、約半分が携帯電話やその他の電子機器だったほか、地下鉄やバスで盗まれた携帯電話のうち7割がiPhoneだったという。

一方、ユーザーを保護するための窃盗対策アプリは普及が拡大している。誤ったパスワードを入力すると自動的に写真が撮られ、所有者のメールアドレスに写真と現在位置が送信される「iGotYa」というアプリもある。根本的な解決にはならないだろうが、興味深いアイデアではある。

(執筆者:Mitch Lipka)

*筆者は外部のコラムニストです。本記事は筆者の個人的見解に基づいて書かれています。
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