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2016年1月15日

フェイスブックで差別発言をした人の家の近くにその発言を拡大した看板を立てるプロジェクト(ブラジル)

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 ツイッターやフェイスブックなど、ソーシャルメディアネットワークの普及により、スマホから誰もが気軽につぶやきを残せるようになった現在、人種差別的な発言がいとも簡単に公開されていることが世界中で問題視されている。

 そんな中、ブラジルではこんなキャンペーンが行われている。ネット上で差別的な発言をした人の家の近くに大きな看板を立て、そこに当人のコメントを拡大したものを貼り付けて公開するというものだ。

 このキャンペーンの目的はコメントを残した当人を責めるというよりも、残したコメントが現実世界にどのような影響を与えているかを示すことにあるという。

 キャンペーン名は「バーチャルな人種差別が生み出すリアルな結果」だ。

 フェイスブックでタグ付けされた場所から差別的発言をしている人の住所を調べ、その家の近所にコメントを貼り付けたボードを立てて公開する仕組みとなっている。コメントを残した人の顔写真はモザイク、名前は隠されている。

コメント:黒人のニオイをつけて家に帰ってきた
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コメント:シャワーを浴びれば、そんなに汚くならないはずだ
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 このキャンペーンを行っているのは、NPO団体の『クリオラ』で、ブラジルにおける黒人女性の権利を守り、立場の改善に務めている。

 このキャンペーンはブラジルで起こった黒人女性キャスターの事件をきっかけに始まったという。ブラジルのゴールデンタイム番組で初となる黒人の気象予報士となったマリア・ジュリア・カウティンホさんは、番組内で他のキャスターが発した差別的発言を訂正したことで、彼女に非難が殺到し、フェイスブックでは、髪の毛から人種までマリアさんを差別するようなコメントが多く残された。

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