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2016年2月1日

後でおいしくいただく為?岩の中に生きたままの鳥を幽閉するハヤブサの知恵

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 塔に閉じ込められたラプンツェルはまだましなほうなのかもしれない。モロッコのモガドールという島では、ハヤブサが捕えた小鳥を後で食べるために岩の割れ目に閉じ込めておくようだ。

 でもこれも野生動物が生き残るための暮らしの知恵なのかもしれない。身近に新鮮な食べ物を確保しておくことで、非常時に備えたり、お腹をすかせたヒナに定期的に供給することもできる。

 この島は、昔の名残で、要塞やモスク、刑務所の廃墟が残っている。現在、島は自然保護の対象になっていて、廃墟のあちこちにエレオノラハヤブサの巣があり、彼らは渡り鳥やヤツガシラなどの鳥を狩って生活している。

 生物学者のチームは2014年にこの島のハヤブサを調査していたところ、小さな鳥が何羽も岩の割れ目に閉じ込められている場面に遭遇した。しかも、彼らは主翼羽と尾羽をむしり取られていて、羽や足がきかないようにされていたという。

[画像を見る]

 獲物の体の自由を奪って、閉じ込めるのは、身近に新鮮な食べ物を確保しておく手段のようで、近くの巣に親がいて、エサを与えなくてはならないお腹をすかせた子どもがまだいるということかもしれない。

生きた食糧庫●

 食糧が乏しい時期に備えるため、たくさんある時期に確保して隠しておく動物はたくさんいる。フクロウは冬の間に死んだネズミをしまい込んでおくし、エレオノラハヤブサは、鳥の渡りの時期、つまり食料が豊富なときに、死んだ鳥を20もストックした食糧庫を作ることが知られている。

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