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2016年2月3日

おたまじゃくしに卵を食べさせる特殊な習性を持つカエル、絶滅したと思われていたが137年ぶりに発見される(インド)

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 137年前に絶滅したと思われていたカエルがインド北東部の森林の中で発見された。発見したのはインド、デリー大学の生物学者サティアバマ・ダス・ビジュ氏が率いる調査チームである。カエルは中国からタイまでの広い範囲に生息する可能性が期待されている。

 大きさ5㎝ほどのカエルは、地上から6mの高さにある木のうろの中に生息しており、これが発見を妨げていたようだ。また同地域の調査が進んでいなかったことも発見が遅れた要因と考えられる。

 高い場所に生息するだけでも珍しいが、子育て方法も実に特殊である。メスは水が溜まった木のうろの中に産卵し、孵化して水の中に落ちたおたまじゃくしに無精卵を食べさせるのだ。また成体のカエルは、多くのカエルと違って昆虫などを食べず、植物を餌にしている草食性なのだという。

 このカエルは2007年、他の生物の調査中に偶然発見された。ビジュ氏はインドのカエル男としても有名で、同国で確認された350種のカエルのうち89種を発見したこの分野の権威である。

 「木の上からフルオーケストラが聞こえてきたんです。とても魅惑的で、もちろん調べないわけにはいきませんでしたよ」とビジュ氏。

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昆虫などは食さず、植物を餌とする草食ガエルだ

 オタマジャクシの口に歯はなく、餌となる卵に吸い付くのに適したなめらかな構造を持つ。

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 オタマジャクシの目は頭の上に寄っている。餌として上から落とされる卵を見るのに適していると考えられる。

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