世界中の仰天ニュースをお届け!

2016年2月4日

死後はキノコの苗床に。埋葬後に発芽し遺体がキノコの養分となる「キノコの死装束」がまもなく登場

このエントリーをはてなブックマークに追加
[画像を見る]

 「土に還る」とは、有機物が完全に分解されて土壌の一部と化すことで、死後、その体が還元され新たなる命の源となる永久機関的なリサイクルは自然界の習いである。

 人間界においては、多種多様なエコフレンドリー埋葬が話題となっているが、5年前に発表されセンセーションを巻き起こしたインフィニティ・ベリアル・スーツ、通称キノコの死装束が間もなく登場する。

 死装束には、キノコの胞子を植え付けた糸で刺繍が縫われており、埋葬後に発芽する仕掛けとなっている。このキノコは腐敗する遺体を消化し、殺虫剤、保存剤、重金属などの体内に含まれる汚染物質を分解してくれる。すなわちこの死装束を着た遺体は、埋葬後にキノコの餌となるのだ。

[動画を見る]
ジェー・リム・リー:私のキノコ死装束

 COEIOの共同創立者ジェー・リム・リーさんとマイク・マーさんは、スタンフォード大学のハッソ・プラットナー・デザイン研究所で出会った。リーさんは遺体と地球が再び結びつきを取り戻すことができる埋葬方法を考案していた。

 そして死後に遺体を”食べ”、体内の毒素を中和してくれるキノコのアイデアを思いつく。そのアイデアを検証するために、自分の髪の毛、皮膚、爪を様々なキノコに”餌”として与え、分解能力の高いものを選別したのだそうだ。

[画像を見る]
キノコの死装束には胞子が縫いこまれており、埋葬後発芽したキノコによって遺体を分解する。

 「私たちは人間自身による汚染に対する責任を負っており、またその犠牲者でもあります」とリーさんは2011年のTEDで講演している。

注目の商品