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2016年2月11日
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これが古代ローマの底力。コロッセオに水を張り、囚人たちが本気の殺し合いをする「模擬海戦」の凄まじさ

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 古代ローマで、海戦を再現するパーティプランナーに任命されたら、それは大変だ。湖や闘技場を人工的な海に見立てて、熱狂的なイベントの舞台を実現させるために、頭をひねらなくてはならない。

 こんな広大な場所に水をはったり、排水したり、戦士役の犯罪者や囚人をやりくりしたり、適切な武器も調達しなくてはならない。観客を統制し、二橇槽や三橇槽果ては五橇槽(2段や3段、5段のガレー船)などの船を手配し、戦闘を指揮して、保安を監督、海獣を放ったり、娼婦付きの宿のチェック、そしてなにより、皇帝を楽しませなくてはならない。

 しかも、皇帝の祝典であるこの一大イベントでヘマをやらかしたら、皇帝に汚水だめに放り込まれて、お払い箱となる。

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COLOSSEUM NAUMACHIA

 こうした模擬海戦ショーの始まりは、紀元前3世紀にさかのぼると考えられているが、実際に行われたのは、4回か5回らしい。海戦と訳されるNaumachiaeという言葉は、イベントそのものと、開催された場所を指す。平均的なローマの見世物に比べて、そのやりくりは遥かに困難だ。

 これは、めったいにないような祝賀の場でのみ行われる。グラディエーター(剣闘士)のバトルが遥かにスケールアップしたものと考えてもらえばいい。巨大なプールに船もろとも大勢が投げ込まれ、船団の漕ぎ手たちも合わせて戦士たちがくんずほずれつの熾烈な闘いを即興で演じる。(男たちはすでに処刑を待つ身で、このエンターテイメントのために互いに挑発しあって殺し合うこともある。
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