世界中の仰天ニュースをお届け!

2016年2月10日

中国、40年ぶりとなる月面の写真を公開(嫦娥3号・玉兎号)

このエントリーをはてなブックマークに追加


 1972年、最後のアポロ計画が遂行され、有人月面探査の時代は幕を下ろした。76年、ソ連の無人月面探査機ルナ24号が月面を発ち、月の土をソ連に持ち帰った。無人機による月面探査の時代の終焉である。それ以来、探査機が月へ打ち上げられたことはあるが、再び月面に着陸するのは2013年まで待たなければならなかった。

 2013年12月14日、中国国家航天局の嫦娥3号が月面に着陸し、探査車"玉兎号"によって3ヶ月間の調査が行われた。玉兎号は2014年1月に故障し、動けなくなってしまったが、それまでに豊富な写真とデータを送信してくれている。

 こうした画像は受信から12~18ヶ月後の公開であったことや、中国語のサイトに掲載されたこともあり、西側メディアからはそれほど注目されなかった。しかし、この度惑星協会のエミリー・ラクダワラさんが35ギガバイトもの画像をまとめ、惑星協会のブログで発表した。それでもまだ全体の一部でしかないという。

 高性能デジタルカメラで撮影された画像は、驚くほど鮮明で、最も近い天体の荒涼とした美を捉えている。

[画像を見る]

[画像を見る]

[画像を見る]

[画像を見る]

 「これは嫦娥3号の画像を初公開したものではありません。ただ私が全ての科学的データセットに初めてアクセスしたというだけです」とコメントするラクダワラさんだが、「これまで公開されていたものは処理済みのものでしたが、今回は必須の全メタデータも併せて、生データまで研究者たちは利用できるようになりました」と付け加える。

注目の商品