世界中の仰天ニュースをお届け!

2016年3月18日
0

まるで鳥人間。17世紀に実際に着用されていた医師用ペスト防護マスクに関する事実

[画像を見る]

 上の写真のような、白い鳥の嘴のような仮面を見たことがあるだろうか。これは、イル・メディコ・デッラ・ペステ、つまりペスト専門の医師が、17世紀に実際に身につけていた防護マスクのレプリカである。

 医師たちは、こうしたマスクをつけ、黒いコートを着て、ペストの蔓延する町に分け入って患者の治療に当たっていた。効果のほどはかなり怪しいが、当時の科学的根拠に基づいている装備だったのだ。

 この防護服一式について、医師のシャルル・ド・ロルムがルイ13世に提出した報告書が残っている。

 鼻の部分は鳥の長い嘴のような形になっていて、鼻腔近くにそれぞれ、ひとつずつふたつの穴があいていて、問題なく呼吸できる。嘴の内部には、香水をつけたり、いい香りのするハーブなどを詰めて、呼吸のたびにいい香りを吸い込むことができる。

 コートの下には、腰まわりから続くモロッコ革(ヤギの革)のブーツを履き、柔らかな革でできた半袖ブラウスの裾をそこにたくし込む。帽子と手袋も同じ革で作り、目のまわりにはメガネの絵が描いてある。

[画像を見る]

 ロルムが発明したといわれるこのペスト防護服に関する最古の詳細な記述は1619年に記されたものだ。まず、広いつばの帽子。ちなみに当時、帽子は公の職業に就いている人は必ず被るものだった。弁護士にはカツラ、聖職者にもさまざまな種類のかぶりものがあったし、医者もなんらかの帽子をかぶっていた。
コメントするニャ!
※絵文字使えないニャ!

注目の商品