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2016年3月16日
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未だ多くの謎に包まれる湖に浮かんだ遺跡「ポル=バジン」が消滅の危機(ロシア)

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 プーチン大統領をもってしても「これまで色々な場所を訪れ、多くの物を目にしてきたが、こんな場所は初めてだ」と言わしめた、ロシア最大のミステリーの1つ、それがポル=バジン遺跡である。

 かつてこの遺跡に関する情報をお伝えしたが(関連記事)、土台となっている永久凍土層が融け初め、謎が解き明かされる前に滅亡の危機に瀕しているという。

 まずはポル=バジンについておさらいしよう。

 ポル=バジンは、モンゴルとの国境近く、南シベリアのテレホリ湖に浮かぶ小さな島にある。約1300年前には既に存在していたという。その外観はまるで要塞のようだが、誰が何のために建て、なぜ放棄されたのか、まったくわかっていない。

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最初の発掘調査で打ち立てられた仮説

 ポル=バジンとは、トゥバ語で「粘土の家」を意味する。18世紀からその存在は知られていたが、正式に発見されたのは1891年であった。その構造の複雑さが専門家たちを魅了すると同時に、調査の障害にもなっていた。

 ロシアの考古学者らは、8世紀半ばから9世紀に建てられた、ウィグル帝国の前首都であったカラバルガスンの王宮施設と構造が似ていることから、その頃に作られた要塞ではないかという仮説を立てた。

 最初の発掘調査が行われたのは、最初の仮説が立てられた60年後であった。

 発掘調査後、考古学者のワインシテインは、この遺跡は中国唐朝期の構造に似ていると発表した。調査を率いたワインシテインはポル=バジンについて「セレンガ石に刻まれた碑文によると、この王宮は葛勒可汗が750年に原住民との戦いに勝利したのち建てられた」と記している。
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