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2017年7月17日
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サイコパスの脳から明らかになった反社会的行動の秘密



 一見した魅力と共感の欠如を併せ持つサイコパスだが、なにもサイコパスだからといってすべてが凶行を犯すというわけではない。

 だが彼らが凶行に及ぶのは、脳が目の前の報酬を過大評価し、その行動が引き起こす結果について考えることを避けるようできているからなのかもしれない。

 サイコパス(精神病質者)は人口全体なら1パーセント、刑務所の受刑者では最大25パーセントを占めると推定されている。

 一般にサイコパスは、良心や良心の呵責の欠如、衝動性、自制心の欠如、感情の乏しさ、表面的な魅力、自惚れといった特徴ゆえに障害があるとされる人を指す。

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【サイコパスと反社会的行動の関連性】

 2011年の研究によると、投獄されたことのあるサイコパスの4分の3の収監理由は暴力に関連するという。中には暴力に訴えないサイコパスもいるが、それでも嘘、不正行為、窃盗といった反社会的行為を行なっている。

 従来のサイコパスに関する研究はその感情面、特に彼らが冷血で感情に乏しい捕食者であるという見解を主に取り扱ってきた。しかし最新の研究は彼らの行動に着目している。

 米ハーバード大学の神経学者・心理学者のジョシュア・バックホルツ(Joshua Buckholtz)氏らはMRIをウィスコンシン州内の2ヶ所の刑務所に持ち込み、受刑者49名に自制心テスト(すぐに少額のお金をもらうか、あとでより多額のお金をもらうか選択するもの)を受けてもらいながら、その間の彼らの脳を測定した。
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