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2017年5月19日
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「ヒト胚破壊は正当化できず」、ローマ法王が遺伝学者に苦言

[バチカン市 18日 ロイター] - ローマ法王フランシスコは18日、遺伝子疾患治療のために働く科学者らを賞賛する一方、医学研究にヒト胚を利用する行為を強く非難した。
法王は、遺伝による進行性脳変性症の一種である「ハンチントン病」の啓発会合に出席。「”使い捨て文化”はときとして科学研究にも忍び込んでおり、それを助長しない方法で活動するよう求めたい。科学によって人間や社会に恩恵をもたらすなど、高貴な目的のためであっても、ヒトの胚の破壊を正当化することは誰にもできない」と述べた。
ハンチントン病は、最終的に歩くことや話すこと、飲み込むことなども不可能となる可能性のある疾患。米国立衛生研究所(NIH)によると、遺伝子保有者を除く発症者は世界的には10万人に2.7人の割合だが、法王の出身地でもある中南米の一部地域では、その比率が最大1000倍以上高くなっている。
啓発会合には患者ら数千人が参加。中南米からの出席者も多かったという。
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