この世には不幸な事件がたくさんある。しかし、それがどんなに残酷なストーリーであれ、不思議な事件には興味がひかれてしまうものだ。今回紹介する怪奇事件はかなり不思議な話である。もちろん、いまだに犯人はわからない。
2013年の春先、アメリカを旅行中のカナダ人女子大生が、宿泊先のホテルで姿を消した。
それはありふれた失踪事件に思えた。だが3週間後、彼女の遺体がホテル屋上の貯水タンクから発見されると、事件はとびきりのミステリーと化した。自殺か他殺か? 魔のホテル・セシルに棲みつく死霊の呪いか? さまざまな憶測が飛び交った。
ロサンゼルスを揺るがせた未解決事件を報告しよう。
【動画はコチラ→http://tocana.jp/2014/08/post_4646.html】
■消えた女学生
死体は朝、見つかった。
2013年2月21日火曜日の早朝─。ロスのダウンタウンにある2つ星ホテル「セシル」の客たちが騒ぎはじめた。水道の蛇口をひねっても、水はチョロチョロ...。これじゃ顔さえ洗えない。急遽、呼び出され保守作業員が、屋上の貯水槽を点検すると、4つの巨大なタンクの1つから、若い女性の腐乱死体が見つかった。
ロス市警は、この遺体が3週間前の1月31日に同ホテル内で行方不明になった、中国系カナダ人学生、エリサ・ラム(21歳) と断定した。
バンクーバーのブリティッシュ・コロンビア大学に籍を置く彼女は、単身・カナダから南カリフォルニアのサンタクルスに向かう旅の途中だった。…

















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