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2016年1月10日

生物と非生物の成分が一体化する未来がきた!? 人工で光合成ができる“サイボーグバクテリア“が誕生

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 先日、NASAが公開した4Kカメラで撮影された太陽の姿をご覧になっただろうか。活発に燃焼している様子が鮮明に確認でき、地球にたくさんの光を降り注いでいる太陽の、あふれ出るエネルギーを感じさせてくれる。

 この光エネルギーを利用する科学反応の一つが「光合成」であるが、今月1日に科学雑誌「Science」に掲載された論文によると、なんと、葉緑素を持たないバクテリアに手を加えて光合成をさせることに成功したのだという。

【その他の画像と動画はコチラ→http://tocana.jp/2016/01/post_8531.html】

 今回のシステムでは、低コストの生体触媒であるバクテリアで人工光合成をすることができた。また、自己複製機能を持つバクテリアを使用していることもあり、数日間にわたり、二酸化炭素から酢酸を効率よく作ることにも成功し、エコ社会に向けて一歩前進したとして、注目されている。

■光合成ができるようになったバクテリア

 植物がすることでおなじみの光合成は、光エネルギーを化学エネルギーへと変換する化学反応である。今回、カリフォルニア大学バークレー校による研究では、光エネルギーを使用して二酸化炭素から酢酸を生成することに成功した。

 その立役者となったのが、バクテリアと無機半導体である硫化カドミウムだ。今回実験で扱われたバクテリアは光合成をしない好熱性の酢酸産生菌である、ムーレラ・サーモアセチカ(Moorella thermoacetica)だが、半導体である硫化カドミウムのナノ分子の力を借りることで、光合成を成功。

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