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2016年2月13日

戦慄の「死体農場」 ― 野ざらしの死体はどのように朽ち果てるのか?=米

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「死体農場」――この言葉から、あなたはどんな場所を思い浮かべるだろう。想像力豊かな読者であれば、残虐な犯罪を実行に移すためにシリアルキラーが作り上げた秘密基地のような場所を連想するかもしれない。しかし実在する「死体農場」は、いたって真面目な研究施設なのだ。広大な敷地に、数十体ほどの死体が野ざらしで転がっているという、恐るべき施設の概要についてお伝えしよう。

■「死体農場」その実態

「死体農場(ボディ・ファーム)」とは法医人類学の研究施設であり、現在アメリカ国内に8カ所設置されている。その目的は、敷地内に人間の死体を野ざらしの状態で放置することによって、人体が自然に腐敗し、分解されていく過程を明らかにすること。こうすることで、殺人事件などにおける正確な死亡時期の割り出しや、その計算方法を導き出そうというのだ。

 現時点でもっとも大規模な「死体農場」は、テキサス州立大学サンマルコス校・法医人類学センターの敷地内に設置されている。そこでは、約10万平方メートルの荒れ地に常時70体もの死体がゴロゴロと転がっており、約5日おきに新たな死体も投入され続けてきたという。死体の年齢は21週の胎児から102歳の女性までと幅広く、すべて本人や家族の意志によって献体されたものだ。

 この「死体農場」、さぞかし“死臭”に満ちた地獄のような場所なのでは――と思いきや、意外にも野ざらしの死体が悪臭を放つのは、放置してから数週の間なのだという。

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