OS X Lion 10.7.3適用で多数のクラッシュ報告 - 正式対応まで様子見を

2012年2月3日 23時46分
米Appleが2月1日(現地時間)に配布を開始したOS X Lion向けの「10.7.3」アップデートだが、これを導入したユーザーから「再起動後すべてのアプリケーションが謎のエラーメッセージを出してクラッシュする」という現象が多数報告されている。

臨時の解決策が提案されているが、Appleが現在問題を調査して再アップデートの準備を進めているとの話があり、何らかの報告があるまではユーザーは10.7.3へのアップデートを控えたほうがいいかもしれない。

この件はMacworldなど複数のメディアによって報じられており、この問題を議論するAppleのディスカッションボードにはすでに190件以上の書き込みがある。

発生する現象は、10.7.3アップデートを適用してOS X Lionを再起動した後、どのアプリケーションを起動しようとしても「CUI」ベースの謎のエラーメッセージが大量に表示されて異常終了してしまうというものだ。

詳細は不明だが、原因は明らかに10.7.3アップデートにあり、すでにアップデートを適用してしまったユーザー以外は、極力アップデートをしばらく待ったほうがいいだろう。

対策はすでに講じられており、すでにアップデートを適用してしまったユーザー、あるいは問題を認識したうえでアップデートを試みようとするユーザーは、9 to 5 Macなどが紹介している手順で10.7.3へのアップデートが可能だ。

Appleが配布している「OS X Lion 統合アップデート 10.7.3」は、10.7以降のすべてのアップデートが含まれるためにダウンロードサイズが1.2GBと大きいが、通常のアップデート作業だけでなく、同時に発生するディスク処理の問題も解決してくれるため、上記のようなクラッシュ現象が発生しないようだ。

この統合アップデートのインストーラを利用するには、OS X Lionが持つソフトウェア・アップデート機能を利用せず、上記リンクからWebサイト上のアップデートを入手し、インストールすることになる。

統合アップデートを利用する方法がうまくいかない場合、2台目のMacを所持しているユーザーであれば、ターゲットディスクモードで2台のMacをFireWireまたはThundeboltポートで直結し、リモートマシンからのインストール作業が行える。

ターゲットディスクモードで起動するには、本体の起動時に「T」キーを押したまま電源ボタンを押して「Target Disk Mode」を呼び出す。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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