新世代PCを開拓する「Windows on ARM」、MSが概要を説明

2012年2月10日 08時45分
米Microsoftの開発者ブログ向けMSDN Blogsの「Building Windows 8」で、2月9日(現地時間)にSteven Sinofsky氏がARMアーキテクチャ向けWindows「Windows on ARM (WOA)」の概要を明らかにした。

Windows 8は、Windows 7ロゴを備えた既存のすべてのPCで動作するように開発されている。

一方、WOAはWindows 8に加えられる先進的な機能を活かし、これまでにない新しいPCを可能にする。

WindowsファウンデーションをベースとしたWindowsファミリーの”新しい製品”と言える。

WOAがソフトウエアのみ一般提供されることはなく、ユニークな機能・デザインを備えた新カテゴリーのPCを実現する専用プラットフォームと考えると、Windows PhoneやWindows Embeddedに近い位置付けになる。

出荷されるWOA PCには専用のラベルが貼られ、消費者がWindows 8 (x86/64)搭載PCと混同しないようにブランディングを行っていくという。

「この全く新しいPCのエコシステムは、新たな機能を活かした新世代PCを実現するチャンスをPCメーカーにもたらします。

具体的には、”薄く軽量なインダストリアルデザイン”、”長いバッテリー駆動時間”、”統合による品質”の3点に焦点を当てて、これらのPC(WOA PC)が新たなレベルの機能を実現すると、われわれは表現しています」(Sinofsky氏)例えば、WOA PCはユーザーが通知を逃さず、必要なときにすぐに使用できるように、常に電源オンで使用するように設計されている。

従来のPCのようなハイバネートやスリープのオプションはなく、Connected Standbyモード(ネットワークに接続したまま電力消費を極力抑えてスタンバイ)を常に利用する。

WOAは、Microsoftのメールやカレンダー、写真、ストレージなどを含むMetroスタイルのアプリをサポートし、Windows Storeで配信されるMetroアプリはWOAとWindows 8 (x86/64)の両方で動作する。

またInternet Explorer 10を通じて、HTML5のハードウエアアクセラレーションに対応する。

デスクトップ版Office 15(開発コードネーム)のWord/ Excel/ PowerPoint/ OneNoteを搭載し、File ExplorerやInternet Explorer 10などデスクトップ・モードの利用体験もサポートする。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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