「Surface for Windows RT」が担うMicrosoftの近未来

2012年6月25日 12時44分 (2012年6月28日 12時45分 更新)
今週はWindows 8の公式ブログである「Building Windows 8」ではなく、米国で発表されたタブレット型コンピューター「Surface(サーフェース)」を取り上げる。

以前からハードウェア分野にも強いMicrosoftだが、自社製コンピューターを発売するのは初の試みだ。

Windows 8やWindows RTの普及にどのような影響を与えるのか関心を集めている「Surface」の内容や、同社の意図を分析する。

本誌でも報じられているとおり、Microsoftは米国時間6月18日に行われたプレスイベントで、Windowsタブレット型コンピューター「Surface」を発表した。

当時筆者は別の案件に忙殺され、本情報を知ったのは知人からインスタントメッセージ。

その知人が述べた”Surface”という単語を聞いた筆者は、当初テーブルにコンピューターを埋め込んだSurfaceを連想してしまった(図01)。

各所で報じられているとおり、旧Surfaceは「PixelSense(ピクセルセンス)」に改称している。

この理由として考えられるのが、Surfaceという単語が持つ”表面や水面、地面”といった意味にフィットするのが、PixelSense(旧Surface)よりも今回のタブレット型コンピューターだと同社は判断したのだろう(図02)。

Surfaceのスペックや機能は前述のリンクをご覧いただくとして、本レポートでは別の角度からSurfaceの注目ポイントを取り上げる。

そもそも、Microsoft自身がハードウェア分野に着手するのは珍しいことではない。

現在も発売されているキーボードやマウスはもちろん、PCゲーム用コントロールデバイス、ジェスチャーや音声認識デバイスであるKinect for Windowsやコンシューマゲーム機器のXbox360と枚挙にいとまがない。

だが、コンピューター本体をリリースするのは、長い歴史を持つ同社でも初めてだ。

二年前の2010年頃には、二画面タブレットデバイス「Courier(クーリエ)」のモックアップが流出したが、SNS(ソーシャルメディアサービス)向けスマートフォン「KIN」と同じように、パートナー企業にハードウェアを委ねる予定だったのだろう(KINは2010年7月に開発終了。

Courierは公式発表にも至っていない)。

だが、今回同社はARMプロセッサを搭載する「Surface for Windows RT」と、Intelプロセッサを搭載した「Surface for Windows 8 Pro」の二種類を自社製品として用意。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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