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海外派遣どころじゃない! 自衛隊が志願者激減で、なりふり構わぬ異例の「縁故募集」…その実態とは?

2017年2月10日 06時00分 (2017年3月6日 06時01分 更新)

昨年末、全国の自衛隊員に突然、一斉配布された『マンガで分かる自衛官採用制度 自衛官候補生編』

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若者の人口減少、民間企業の求人増加、そして安保法案成立の余波を受け、自衛隊への志願者数の減少に歯止めが利かない…。

そんな中、防衛省は入隊による経済的な利点をことさらアピールする、なりふり構わぬリクルートキャンペーンを展開中だという。『経済的徴兵制』(集英社新書)の著者でもあるジャーナリストの布施祐仁氏が自衛隊の危機的な状況をレポートする。

●「25万広報官作戦」

昨年末、全国の自衛隊員に突然、ある小冊子が一斉に配布された。タイトルは『マンガで分かる自衛官採用制度 自衛官候補生編』。フルカラー全16ページの小冊子で、自衛隊の仕事の魅力をマンガでわかりやすく説明しているというもの。作成したのは自衛官の募集業務を統括する防衛省陸上幕僚監部(陸幕)の募集・援護課で、全国約25万人の自衛官に3部ずつ配る計算で約75万部を印刷したという。同課ではこれを「25万広報官作戦」と銘打って大々的に展開している。

自衛官募集は通常、全国のリクルートセンター(地方協力本部、募集案内所など)に配置されている「広報官」と呼ばれる隊員が行なっているが、一般の隊員にも身内の者や知人を自衛隊に勧誘する「縁故募集」を積極的に行なうよう呼びかけている。例年、全入隊者の約15%が「縁故募集」によって入隊しており、自衛官確保になくてはならない手段となっている。

「25万人広報官作戦」は、自衛官募集を広報官任せにせず、25万人の隊員全員が総力をあげて若者たちを勧誘しようという縁故募集推進大キャンペーンである。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

コメント 34

  • 匿名さん 通報

    歯止めがきかない位若年層人口が減少の一途なのに、自衛隊の志願者数だけが増える訳ないじゃん。意図的に言ってんだろうけど、別にコレ自衛隊の志願者数に限らず何にでも言える事だろう。作文がおかしいよWPB。

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  • 匿名さん 通報

    安倍が最高司令官で、稲田が防衛大臣だからなぁ…。やってられないと思うよ。

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  • 匿名さん 通報

    戦闘状態を衝突と国会で机上で言い換えてるだけの現場を知らない大臣が上司だからな。しかも直接的に死に結びつく職場だ。ブラックこの上ない。

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  • イエネコ 通報

    自衛隊・・・イジメが横行、海外で殺される、何もなくても40歳でクビ、いいこと無いねえ。

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  • 匿名さん 通報

    「民間の求人数と自衛官の志願者数は反比例の関係」とは言うけれど、アベノミクスで増えた求人は非正規を含むから、この先は経済的徴兵がモノを言うのかもしれない。ヤダヤダ…。

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