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2020年の新車から義務付けられる「オートライト機能」とは?

2017年5月20日 10時50分 (2017年5月21日 10時50分 更新)

2020年より販売される乗用車などには「オートライト機能」が義務付けられる

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 1日のなかで、死亡事故が多発する時間帯は“夕方”だと言われている。通称「黄昏時」と呼ばれる日没後は、“最も危険”とされているのだ。実際、警視庁の統計によると2015年の歩行中の死亡者数は17時~19時までの時間帯がピークで、最も少ない13時台の5倍以上とされる。このことからも、同時間帯に多くの交通事故が発生していることが伺える。

 日が落ちてもしばらくは大気中に太陽光が散乱する影響で、ドライバーは「まだ明るいから大丈夫」と勘違いをしてしまう。結果、ヘッドライトを点灯させるタイミングが遅れ、事故につながってしまうというのだ。こうした背景から昨年、保安基準が改正され、2020年4月以降に販売される新車から「オートライト機能」の搭載が義務化された。

 従来、車のヘッドライトはドライバー自身の判断によって点灯させるものだったが、このオートライト機能は、車自身が周囲の明るさに応じてオン・オフの切り替えを自動的に行ってくれる。人間の感覚に頼らず、適切なタイミングで点灯してくれる便利な機能だが、JAFによれば2014年時点での普及状況は自動車全体の約3割に過ぎず、ライトが点灯する照度や応答時間の基準も定められていなかった。

 そこで、この度の改正では、「周囲の照度が1000ルクス未満」になった時点で「2秒以内」に点灯すること、さらには現状のオートライト機能に設けられている手動によるオン・オフの切り替え機能も廃止するなどの基準が設けられた。
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