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帰省先で大人気! どうぶつしょうぎで甥っ子と遊ぼう

2010年8月12日 11時00分 ライター情報:米光一成

あんがいおとなもはまるどうぶつしょうぎ

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帰省先で甥っ子や姪っ子と再会したとき、どうする? これは結構な難問だ。
年齢差があるから話があわない。
「プリキュア大好き!」って、共通点があっても、観てるポイントが違う。
DSやiPhoneを取り出して遊ぶのもいいけど、そうすると甥っ子&姪っ子はひとりでゲームをはじめて、かまってくれない。さびしい。

そういうときには、これです。
「どうぶつしょうぎーー!」
秘かなブームで17万個以上も売れている。

「どうぶつしょうぎ」は、極限まで簡略化した将棋である。
そして、(ここ重要!)大人がプレイしても、おもしろいのだ(実際に屋上ビアガーデンの呑み会に持ってったら、大人が熱中して、どうぶつしょうぎ大会が開催された!)。
1500円と値段は安いけど、盤やコマも、しっかり作られている。
とくにコマは、大きく厚みもあって、持ちやすい。こどもでも、ちゃんと遊べる。
「対象年齢3歳〜」はダテじゃない。

どのぐらい簡略化されているか。
なんと、コマをならべた最初の状態でヒヨコ(将棋なら歩にあたる駒)が対面してる。
先手の人は、いきなり相手のヒヨコを取ろうと思えば、取れちゃうんである。
しょっぱなから大激突スタートなので、ゲーム展開は超速。
プレイ時間は5分ぐらい。
ことによっては、ものの1分で終わっちゃうこともある。
ルールもシンプルなので、すぐに楽しめる。
基本ルールは将棋と同じ。交互に打って、王にあたるライオンを捕ると勝ち。捕った相手のコマを打つこともできる。

脱出ゲー的な狭い空間で、将棋名勝負の終盤戦に突入したところからゲームスタート!って感じだ。だからいきなりの緊迫感。
なにしろ1手目、ヒヨコを前に出すと、王手状態ですから。

コマ数も動かせるマスも少なくてシンプル。たとえば最初の一手、4通りしか打つ手がない。
将棋と比べると、えーと、将棋って最初の一手って何通りあるんだろう?
ちいさなこどもでも、ちょっと考えて、遊べちゃうんである。

「どうぶつしょうぎ」LET'S CATCH THE LION! - LIBLOGはiPhoneアプリでもリリースされている。
残念ながら、コンピュータの思考ルーチンが激バカなので、コンピュータ対戦は遊べないが、ふたり対戦も可能。
でも、iPhoneアプリなら「55将棋」5x5 Shogi (MiniShogi) K55 - Yoshikazu Kakinokiをオススメしよう。
これは5×5マスの将棋盤に、歩・飛・角・銀・金・王を使って対戦する将棋をミニにアレンジした盤上遊戯。
このiPhoneアプリ版が、すごい。
思考ルーチンが賢い。強さを8段階で変更可能で、ヒント機能つき。賢くすると、(少なくともぼくは)勝てません!

今年の夏は、甥っ子や姪っ子と将棋を遊んで「しょうぎのおじちゃん」として人気者になるYO!(米光一成)
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ライター情報

米光一成

ゲーム作家/ライター/デジタルハリウッド大学客員教授。代表作「ぷよぷよ」「BAROQUE」「想像と言葉」等。

URL:Twitter:@yonemitsu

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